
■体温を上げると癌(がん)が消えるという話
先日、ネットのツイートで「体温の働き」というものが表形式で掲載されていた。
その体温表では、体温が40℃になると「ほとんどのがん細胞が死滅」と書かれていた。
体温を上げることが癌(がん)治療に繋がることは、よく聞かれる話であり信憑性は高いと思う。
実際、身体中に癌(がん)が転移した人が、運悪く(?)インフルエンザに罹患し、40度近い高熱が数日間続いた後、癌(がん)が消えたという話もある。
人間は風邪をひけば熱が出る。これは元々人間に授けられた天の贈り物のようなものであり、最高の治療法でもある。身体の細胞は「熱」を発することによって強靭化する。その姿を子供でも理解できるように説明するならば、アニメで言えば「スーパーサイヤ人化」、映画で言えば「超人ハルク化」のようなものである。
しかし、現代医療は、熱が出れば解熱剤を飲むという真逆の治療法を採用している。インフルエンザに罹患して、数日間寝ていれば、風邪だけでなく、癌(がん)細胞まで知らずに消える可能性が有るというのに、解熱剤を飲んで自ら不健康になることを選択している。解熱剤を飲んで、熱が下がれば、風邪が治ったと誤解し、感冒症状を必要以上に長引かせることになる。
■インフルエンザで多くの老人が死亡する原因
特に免疫力が低下している老人は、インフルエンザに罹ると命の危険があるということで、熱が出れば即、解熱剤を飲むという行為に陥りがちになる。そのせいで、感冒症状が長引き、本来なら、助かるところが助からない(命を落とす)というケースもあるのではないかと思う。
高熱が出れば、患者が苦しんでいるように見える。身体の中では、免疫細胞が病原体と激しく戦っていても、患者自体は苦しんでいるように見えてしまうので、熱を下げることが善だと思い込みがちになる。
ひょっとすると、高熱が出るのは、必要以上に身体を動かさないようにするため(その方が免疫細胞がより効率的に活動できる)なのかもしれない。
先日、ツイートで「40度の熱が出れば死にます」と絡んできた人がいたが、老人であっても40度程度の熱では簡単には死なないだろう。その高熱がどれだけの期間続くかにも依る。
毎年、インフルエンザで多くの老人が死亡するのは、高熱が出るからだけでなく、解熱剤を飲むことで激しい感冒症状が長引き、体力を奪われて亡くなるのではないかと思う。もちろん、全員がそうではなくケースバイケースであることは言うまでもないが、ある一定数は、そんな理由で亡くなっているのではないかと思われる。
スペイン風邪にしても、異国の戦場に向かう兵士達に数々のワクチンを実験的に注射したことの副作用で多くの命が失われたと言われているが、スペイン風邪の治療のために処方した大量のアスピリン(解熱鎮痛剤)が原因だという説もある。
■病人が自ら病気を治すことを邪魔している現代医療
先程の40度の高熱で癌(がん)が消えたという話は、「癌(がん)を退治する細胞が強化され、癌(がん)が死滅した」と言っている人もいるが、個人的にこの説には、少し懐疑的だ。
私個人の仮説で言えば、高熱によって癌(がん)細胞がより強靭化され、身体の中にある毒素を浄化する機能も強化され、その毒素が急減した(消えた)ことによって、癌(がん)が使命を果たして退縮したのではないかと推測している。
以前の記事でも、癌(がん)細胞は、身体で処理しきれない毒素を吸収するために作り出されると書いた通り、毒素自体が浄化されて無くなれば、癌(がん)の役割も無くなり、自然消滅する。断食療法で身体の中の毒素が減少(デトックス)すれば、自ずと癌(がん)も消える。食事療法で癌(がん)が消えたというケースは、そういうメカニズムなのだろうと解釈している(もちろん推論)。
自己免疫力を否定する現代医療に携わる医師は、根本的に「熱は悪」という扱いであり、熱を下げることが最善の治療法だと本気で信じ込んでいる人も多くいる。
病気を治すために天から与えられた「発熱」というものを「悪」だと断罪し、病人が「スーパーサイヤ人化」「超人ハルク化」して病気を治すことを邪魔しているかにさえ見える。
現代人は、いつまでこんなデタラメな医療に縋るつもりなのだろうか?
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