■不安定になった無線ルーターのリプレース
このところ、世相を反映してヘビーな話ばかり書いているような気もするので、気分を変えて、たまには普通のブログ記事でも書いてみようと思う。
今回のお題は「Wi-Fiルーターの交換」について。
この数ヶ月、自宅のWi-Fiのつながりが悪くなり、FireTVで映画やドラマを観ている最中に何度も動画が停止するようになり、キンドルFireでユーチューブ動画を観ていてもフリーズすることが多くなった。
近所でWi-Fiを利用している人が増えるとWi-Fi電波が混線するという話もよく耳にするので、お盆休みを利用してWi-Fiルーターを最新のものに交換することにした。
世間一般では現在、光回線の1Gbpsのネット環境が標準となっているそうだが、ウチはJ:COMの320Mbpsコースなので、元々、それほど高速なネット環境というわけでもない。
その状態で無線ルーターを置いている1階でスピードテストをすると、150Mbps程度のスピードが出ていた。しかし、2階で計測すると、パソコンで30Mbps、スマホで20Mbpsとなり、かなり低速であることは否めなかった。
ネットで少し調べてみると、同じような悩みを抱えている人もいて、J:COMの同じ320Mbpsコースで同じ無線ルーター(韓国のHUMAXというメーカーのルーター)を使用している人がいた。その人の話では、HUMAXの無線ルーターをTP-Linkの無線ルーターに交換(追加)することで問題が解決したと書かれてあった。
ウチと全く同じ環境で直ったということなので、ものは試しと、TP-Linkの無線ルーターを購入することにした。
HUMAXルーターのLANポートとTP-LinkルーターのWANポートを付属のストレートLANケーブルで接続し、TP-Linkのスマホアプリで手順通りに設定を行うと、1階では250Mbpsになった。しかし、2階では50Mbps以下で、思ったほど改善されなかったため、同じメーカーの中継器を追加購入することにした。
■二重ルーター&中継器で高速安定化
ルーターがWi-Fi6対応で、メッシュWi-Fiにも対応していたので、中継器も機能的に同じスペックのもの(5GHz帯が1201Mbps、2.4GHz帯が574Mbps)を購入した。(以下の2点)
マニュアル通り、同スマホアプリでルーターと中継器を同期して至極簡単にセットアップ完了。
再度、2階でスピードテストすると、今度は100Mbpsとなり3倍以上の数値となった。これだけ電波が安定化すれば、動画も途切れずに観れるだろうと思い、FireTVでテスト視聴してみると、タイトル画面の表示も速くなり、動画のジャギーも全く出ず、ストレスなく観れるようになった。
ルーターをもう少し性能の良いもの(以下)にすれば、ひょっとすると中継器は不要だった可能性もあるが、いずれにしても、総コストはほとんど変わらないので、結果オーライかと思う。
どれだけ性能の良いルーターを購入しても、親機と離れた2階では5GHz帯をフル活用することはできないだろうから、1階は標準的なルーターにして、無難に中継器を追加するのがベターだと思う。
Wi-Fi電波の混線が原因だったのかどうかは不明だが、Wi-Fi6は、障害物に強い低速な2.4GHz帯と、障害物に弱い高速な5GHz帯を自動的に切り替えてくれるので、安定化したのかもしれない。
2階は概ね2.4GHz帯が自動的に適用されると思われるので、メッシュWi-Fiの効果も有るのかもしれない。
結果的には、ルーター交換ではなくルーター追加(所謂、二重ルーター)になってしまった。
通常は、二重ルーターになるのを避けるために、新しく追加したルーター(この場合はTP-Linkのルーター)の“ルーター機能”をOFFにしなければいけないのだが、1度、アプリでブリッジモード(APモード)に設定すると、再び、アプリで操作することがきなくなってしまったので、仕方なくルーターをリセットして再度、二重ルーター(アクセスポイントではなく、ワイヤレスルーター)としての設定を行った。
現状、二重ルーターでも特に問題はなさそうなので、しばらくこのままの状態で様子を見ようと思っている。
当ブログ閲覧者でJ:COM利用者はいないかもしれないが、参考までに。
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