2023年05月02日

「アルテミス計画」の本当の目的とは?


20230502.png

■なぜ60年間も月に行こうとしなかったのか?

 アメリカは2024年までに月面に最初の女性を着陸させるという名目で「アルテミス計画」というものを発表している。月面着陸も女性優位というのが如何にも現代風だが、アポロ計画から60年も経っているのに、なぜ今頃になって月面着陸が大きな話題になっているのだろうか?

 そもそも60年前のテクノロジーで月に行けたのに、その後60年間、全く月に行こうともしなかったのはどういう理由によるものなのだろうか?

 ちなみに、この世界線では月に6回着陸していることになっているが、私が元いた世界線(?)では1回だけだったと記憶している。マンデラーの人々も「1回だけだった」と言っている人が大勢いるようなので、これも紛れも無いマンデラエフェクトの1つなのだろう。

 今回はマンデラエフェクトについて書くつもりはないので、この話はここで止めておこうと思うが、現代では「月面着陸は嘘だった」という説も多く聞かれるようになった。

 あの陳腐な月面着陸映像を観れば、安っぽい特撮映像にしか見えないので無理もないのかもしれない。高度なCGを見慣れた目の肥えた現代人には、60年前の月面着陸映像はどう見ても、合成映像にしか見えないので、ここらで現代よりも少し進んだCGでフェイク動画のアップデートを図ろうとするのが「アルテミス計画」の本当の目的なのかもしれない。

■「CGも百回映せば真実になる」

 22年前のアメリカ同時多発テロ事件(通称:911)でも、ワールドトレードセンタービルに飛行機が突っ込む映像があった。
 当時、会社から帰宅後にテレビに延々と繰り返し映し出される飛行機の突撃シーンに衝撃を覚えたことを記憶しているが、実はこれもCGだったというのは知る人ぞ知るところだ。
 当時、ワールドトレードセンタービルの近くから撮られた映像には飛行機は映っておらず、群衆からも「飛行機(Airplane)」の「ひ(A)」の声も聞かれなかった。群衆はビルが爆破されたシーンを観て「オーマイゴッド」と叫んでいるだけだった。誰も「飛行機が突っ込んだ」などとは言っていなかった。

 当時、ワールドトレードセンタービルの崩壊に巻き込まれた人の多くは、粉塵を吸って呼吸器系のガンになったと言われているが、実は核爆発による被爆によってガンになったという説が有力視されている。

 「嘘も百回言えば真実になる」という言葉通り、「CGも百回映せば真実になる」を実演していたというわけだ。当時は私自身も見事に騙されてしまった。

 「月面着陸」もフェイクなら、「911」もフェイク、こんな大それた詐欺を堂々と行う勢力が昔から存在しているのであれば、「コロナ」がフェイクだったとしても何ら驚くようなことではない。

■月面のクレーター映像に違和感

 話を月に戻そう。

 よく月面と同時に遠く離れた地球を映している映像をテレビで見かけることがある。月のクレーターと共に地球を映しているわけだが、なぜか月面が大きくカーブしている。
 巨大な月の表面のクレーターを間近でクッキリと撮影した映像に地球が映っているというのも違和感が有るが、その月が球体であることを証明するかのように大きく円形にカーブしている姿には違和感を通り越して、異常さを感じてしまう。地球をバックに月のカーブを映すためには、かなり離れた所から月を撮影しなければならないはずだ。

 例えば、地球の海面をクッキリと撮影した映像に月が映っていたとして、地球が円形にカーブしているように映るだろうか?
 巨大な地球の一部である海の表面を映した映像であるなら、地球の地平線が丸く映るようなことは有り得ない。円弧に映る場合があるとすれば、その地球が極めて小さい模型かCGだった場合に限られる。

 テレビに映されている宇宙の映像というのは、おそらく全てCGなのだろうと思う。よくよく観察すれば、突っ込みどころ満載なのだが、それを言うのはタブーとされているので、誰も本当のことを言えなくなっているのだろう。
 この辺は、現代医療と同じで、虚構で成り立っている業界なので、本当のことは言えない。嘘を認めてしまえば、世界経済が崩壊してしまうため、その爆弾のスイッチを誰も押せないという状態。
 まさに「Too big to fail(大きすぎて潰せない)」、この世界のほとんどは壮大な「嘘」で成り立っている。

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posted by 自由人 at 19:58 | Comment(0) | 宇宙
2022年10月08日

「地球が公転している」というミステリー


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■地球は本当に太陽の周りを回っているのか?

 地球は丸い(マーブル)か、平ら(フラット)か?

 現代科学では、地球は球体ということになっているが、ここ数年、地球は平面という人も後を絶たない。
 私自身は、現状、中立の立場だが、現在の宇宙理論でどうしても納得できないことがある。それは、地球の公転における常識である。

 地球の自転速度が時速1600〜1700kmというのは、よく知られた話だが、地球の公転は時速10万km以上と言われている。地球が時速10万kmのスピードで太陽の周りを回っていると言われると、どこかSF映画のような話だと思えてしまうが、これは実際に目で見て確認することができないので真偽のほどは分からない。

 しかし、現代の宇宙科学で言われているところの地球の公転理論が真実であるなら、どうしても受け入れ難いことが1つある。それは、フラットアース界隈でも有名な公転における時差の存在である。

 まず、以下の図を見ていただきたい。

20221008-2.png

 この図は、自転している地球が太陽の周りを1年で公転する姿を描いたもの(黄色い部分が太陽光が当たっている部分)だが、もし、この図が真実であるなら、太陽光の当たっている地球の側面も角度を変えて1年で1周することになる。つまり、時差が生じることになる。

 例えば、日本の四季を例にすると、春夏秋冬では、それぞれ6時間ずつの時差が発生することになるので、公転理論とは辻褄が合わないことになる。
 春の時点で夜中の0:00だとすれば、キッカリ半年後の秋の時点では真昼の12:00にならなければおかしいということになる。

 もっと具体的に言うと、この記事を書いているのが10月8日の昼の12:00であるなら、3ヶ月後の1月8日は夕方の18:00、6ヶ月後の4月8日は夜の0:00、9ヶ月後の7月8日は朝の6:00になっていなければいけないことになる。

 では、現実にそんな時差が発生しているのかというと、もちろん時差など存在してしない。太陽光が地球に当たっている側面(時間)は1年中同じであることは疑いようのない事実だ。

 地球が丸いか、平らかに拘らず、地球の公転理論には明らかな「嘘」がある。これが単なるミス(間違い)なのか、意図的なウソ(改竄)なのかは不明だが、これを説明できる科学者が誰もいないということなら、地球が太陽の周りを回っているという常識は、疑わざるを得ないということになる。

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posted by 自由人 at 12:33 | Comment(0) | 宇宙
2021年12月14日

前澤友作氏は現代のガガーリンか?


Earth20211214.png

■前澤氏の奇妙な発言

 先週、宇宙船ソユーズに搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に到着した前澤友作氏。
 その前澤氏が「本当にあったよ宇宙が!」という奇妙な発言を行ったことが話題になっている。

 私自身も、この前澤氏の発言をニュースで聞いて、どこか違和感を感じた。真実かどうかはともかくとして、大部分の人々にとって宇宙が有ることは常識中の常識であり、今更、そんなことを強調する必要が有るのだろうか?という違和感。

 ただ、前澤氏が地球平面説(フラットアース)に興味を持っている人であったなら、こういう発言を行ったとしても、それはそれで理解はできる。

 しかしながら、フラットアーサー達から見ると、今回の前澤氏の発言は、いかにもわざとらしい発言に聞こえたのではないかと思う。最近は世界中でフラットアース理論が流行の兆しを見せているので、まるで、そのアンチテーゼであるかのように、フラットアース説を否定する宣伝マンにでもなったのではないか?という疑いを抱いたフラットアーサーも多かったのではないかと想像する。

 私自身は現状、フラットアーサーというわけではないが、フラットアーサー達の言っていることももっともだと思える部分も多々あるため、現状は中立の立場を貫いている。その中立の立場から今回の前澤氏の発言を聞くと、その発言が齎すだろう影響も、なんとなく分かってしまう。

■地上から100km上空は宇宙なのか?

 前澤氏はこの他にも、「地球は丸かった」というようなことも述べていた。まるで、60年前の宇宙飛行士ガガーリンが復活したかのような台詞だが、フラットアーサーからすると、宇宙船の窓は宇宙(外の景色)が球面に見えるように作られている(魚眼レンズ)ので、丸く見えるのは当たり前ということになるのだろうか?

 ところで、前澤氏が到達した宇宙というのは、地上から100km程度の距離であるらしいが、100km上空が宇宙という認識は、ちょっと無理があるかなとも思う。なぜかと言うと、100km程度では地球全体を視界に入れることはできないから。

 「宇宙は有った」「地球は丸かった」と言うのであれば、少なくとも地球の直径(12000km)位は離れて地球全体を見下ろす所まで行かないことには、どうしても説得力が乏しくなる。
 それこそ、フラットアーサー達を納得させるには、実際に丸い地球の全体像を写真撮影するか、映像にでも収めない限り、説得するのは無理だと思われる。
 中立の立場の私でさえ半信半疑のままであるわけだから、フラットアーサー達を納得させるのは土台不可能だ。

 ちなみにフラットアース理論では、平面地球の天井(天蓋と言う)は120kmから数千kmの所にあると言われているので、上空100kmというのは地球内ということになる。

 いずれにしても、今回の前澤氏の言動では、地球が球体か平面かの絶対的な答えは出そうにないというのが結論になる。

 しかし、公の機関である国連(下記左図)やWHO(下記右図)の旗がフラットアースになっているというのは、一体どういうことなのだろうか? こんなことに、なぜ今まで気付かなかったのかも不思議というほかない。

 KOKUREN.png WHO.png

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posted by 自由人 at 22:11 | Comment(0) | 宇宙
2021年10月24日

「フラットアース(地球平面説)」は本当か?


Earth202110.png

■注目を浴びる「地球平面説」

 昨年辺りから、世界中で「フラットアース」という言葉が流行っているらしい。日本もその例外ではないが、日本語に直訳すると「地球平面説」のことを意味している。

 「地球平面説」などと聞くと、条件反射的に「トンデモ説だ」ということになってしまうと思う。かくゆう私も当初は、都市伝説だと思っていたが、先入観を捨てて素直に耳を傾けてみると、傾聴に値する説も多くあり、常識だと思っていた「地球球体説」というものが、グラグラと揺らいでしまう経験をした。

 私自身、普段から常に常識というものを疑う姿勢を持っているので、たとえ、どれだけ世間の常識から外れたことを言っている人がいたとしても、直ぐさま否定せず、その人物の言っていることが論理的に筋が通っているかどうかを見ることにしている。

 「地球平面説」を唱えている人のことを「フラットアーサー」と呼ぶらしいが、その意見が正しかろうが間違っていようが、未知の領域を探索する人についてはリスペクト(尊敬の念)を感じるので、洒落ではないが、フラットな姿勢でフラットアーサー達の意見に耳を傾けてみたいと思う。

■時速1600kmで動いている地球人

 私が高校生の頃、化学の先生が言った一言が妙に記憶に残っている。その一言は以下のようなものだった。

 「もし、宇宙人が地球という星を見たなら、この星の生物は物凄い早さで動くように見えると思う

 当時、何を言っているのかピンとこなかったが、地球の自転速度が時速1600〜1700kmなので、確かにそういう見え方をしてもおかしくないのかなと思っていた。

 一般的な感覚からすると、地球の自転速度も公転速度もゆっくりしているというイメージだと思われるが、自転が時速1600km、公転が時速10万km以上で動いているなどと聞くと、あまりにも現実離れしていてピンと来ない。それが真実だとしても、人工衛星もそんなスピードに付いて回っていると考えると、もっと現実感が湧かず、本当なのだろうか?と疑問すら感じてしまう。

 NASAが合成したという惑星写真(下記のサイト参照)などを見ても、あまりにも不自然だし、50年前の科学で行けた月に、なぜ現代科学で行けないのかなど、単純な疑問点も多く有る。

 日の出、日の入りのシーンが地球が球体である証拠だと単純に思ってもいたが、球体でなくても、日の出、日の入りは可能だという証拠を突き付けられると、愕然としてしまう。

■「天動説」から「地動説」、そして「天動説」へ?

 もし地球が本当に平面であった場合、「天動説」が正しかったということになってしまうので、まさに驚天動地、コペルニクス的逆転回、天地がひっくり返るような衝撃だが、はたして真実はどうなのだろうか?

 よく考えると、宇宙から地球を見たことがある人間は限られているので、地球がどんな姿をしているかは、ほとんどの人は証明できない。「地球は青かった」と言ったとされるガガーリンの言葉は本当だったのだろうか?という疑問すら抱いてしまう。

 しかし、フラットアース論にも疑問点は有る。フラットアーサー達は基本的に「宇宙は無い」という認識を持たれているようだが、さすがにこれを素直に受け入れるのは難しい。たとえ地球が平面でドームのようなものに覆われた巨大なスペースコロニーのようなものだとしても、その外の世界が全く無いということであれば物理的な説明としては不十分ではないかと思える。

 それに、そのドーム状の地球やそのドームの中にある太陽や月を誰が創造したのか?という疑問点も残る。

 この辺は、フラットアーサー達にとっても課題の1つなのかもしれないが、今後も、この話題については目を光らせて注視していきたいと思う。

【参考サイト】
 フラットアース入門

 【フラットアース】この地球に本当は何が起こっていたのか?



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posted by 自由人 at 23:15 | Comment(0) | 宇宙
2021年04月08日

「地球人が先か、宇宙人が先か」の矛盾


■「宇宙人が人間を創った」という都市伝説は本当か?

 YouTubeで最も人気のあるジャンルの1つは「都市伝説」系であるらしく、最近は都市伝説系の動画がこれまで以上に流行りのようだ。ネット上には真偽のほどがあやふやな様々な都市伝説が溢れているが、その中でも最近よく目にするのが「宇宙人が人間を創った」というもの。この話は、都市伝説系の某テレビ番組でも放送されていたそうだが、これは本当だろうか?

 まず、人間の誕生を巡っては、大きく分けると次の3つの説がある。

 1、神が人間を創造した。

 2、科学の進んだ宇宙人が遺伝子操作で人間を創った。

 3、猿が人間に進化した。


 おそらく、この3択であり、いずれかが正解だということは誰もが認めるところだろうと思う。
 全能の「」を創造主として仰ぐか、科学技術の進んだ「宇宙人」を神と仰ぐか、「偶然」を信じて神を否定するか、この3択ということになる。

■宇宙人の存在を否定するのもSF

 現代ではダーウィンの進化論の影響で唯物論としての「3」を信じている人が圧倒的に多いのかもしれない。
 「神の存在はともかく宇宙人の存在を肯定するのはSFだ」と思う人がほとんどかもしれないが、冷静になってよくよく考えてみると、この広大無辺とも言える大宇宙の中に、知的生命体が地球にしか存在しないと考えることも十分にSFだと言える。

 大宇宙の規模を地球に例えて言うなら、広大なサハラ砂漠の1粒の砂が銀河系のようなものであり、太陽系の中の1つの星でしかない地球などはその1粒の砂の中にある顕微鏡にすら映らない小さな小さな点に過ぎない。
 その地球にだけ知的生命体が誕生し、その他の、文字通り星の数ほどある砂の中には一切、知的生命体は存在しないというのは、確率的に言うなら、限りなく0%に近い偶然…と言うよりも、0%だと言っても差し支えないレベルだと言える。

 人間という存在が、大宇宙の中にたった1つしか存在しない唯一無二の希有な知的生命体などと何の疑いもなく信じること自体がSFだとも言える。もし、それが真実であるなら、人間は有り得ない奇跡のような確率で誕生した生命体ということになってしまう。人間は神が創ったという奇蹟を信じることが信仰であるなら、0%に近い偶然で人間が誕生したという奇跡を信じることもまた立派な信仰だと言える。

■都市伝説としての「進化論」

 このての議論をすると、人間が何者かの意思で必然的に誕生したのか、それとも進化論で言うところの全くの偶然で誕生したのかという神学論争になってしまうのだが、猿が人間に突然変異したというのは、普通の常識で考えると、にわかには信じ難い話でもある。

 もしそれが本当なら、野性の猿や動物園の猿はそのうち人間に進化してもおかしくないということになってしまうが、そんなことが起こる気配は全くなく、人為的に遺伝子操作でもしない限り、猿はいつまでも猿のままだと思う。

 進化論が真実であるなら、猿だけでなく人間もいつかは人間以上のものに進化するという話になってしまうが、これも、人為的に遺伝子操作でもしない限り、人間はいつまでも人間のままだろうと思う。

 人間の誕生を考える以前に、地球が1年間をかけて太陽の周りを規則正しく1周しているなどという数学的に緻密に計算されたかのような天体システムが偶然に出来ていると思う方がどうかしている。もしこれらが全て偶然の産物なのであれば、ある日突然、地球が爆発して消滅しても我々人間は誰にも文句を言えない儚いゴミのような存在ということになってしまう。

 そんなことを考えていくと、やはり、人智を超えた何かしらの意思が働いた上で生命(人間)が誕生したと考える方が理に適っているのではないかと思える。

■「卵が先か、鶏が先か」は成立しない

 「宇宙人が人間を創ったので、神は存在しない」と言っている人もいる。

 「宇宙人が人間を創った」という人にお聞きしたいのは、「では、その宇宙人はどうやって誕生したんですか?」ということ。

 こう言うと、「また別の宇宙人が創った」という返答が返ってきそうだが、そうなると、延々と「その宇宙人も、また別の宇宙人が創った」という堂々巡りのイタチゴッコに陥ってしまう。

 これは、「卵が先か、鶏が先か」の議論に似ている。しかし、この「卵が先か、鶏が先か」という命題はそもそも成立しない矛盾を抱えている。

 「卵は鶏が生んだ」 それはその通り。

 「では、その鶏はどこから生まれたのか?」と問うと

 「鶏は卵から生まれた」と言う。

 「では、卵が存在する以前の原初の鶏はどうやって生まれたのか?」と問うと、途端に答えに窮してしまう。
 ここで、この議論の矛盾点が露になる。有から有が生まれても、無から有は生まれないという事実を突き付けられると閉口せざるを得なくなる。

 結局のところ、「卵が先か、鶏が先か」は途中経過の切り取り論であって、端から生命誕生の本質的な答えを導き出せるような問答ではなく、単なる誤魔化しの堂々巡り論に過ぎないのである。

 都市伝説で言うところの「宇宙人が猿の遺伝子操作をして人間を作り出した」というのは、人間よりも科学の進歩した宇宙人が存在すると仮定すれば、有り得る話だとは思う。しかし、だからといって「神は存在しない」とはならない。宇宙人が生物の肉体を改造したということは有り得たとしても、宇宙人は神には成り得ない。なぜなら、その宇宙人も原初の存在では有り得ないからだ。「卵(地球人)も鶏(宇宙人)も、無から誕生することはできない。

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posted by 自由人 at 23:12 | Comment(0) | 宇宙