
■地に堕ちた偶像
ビッグモーター問題が少し落ち着いたかと思いきや、今度はジャニーズ問題が騒がれ出した。テレビ各局は延々とジャニーズ問題を取り上げて報道しているが、その執拗なまでの報道姿勢にはどこか違和感を感じてしまう。
ジャニーズの性的事件というのはこれまでも数多くの噂が飛び交っていたが、マスコミが報道しないので半ば「陰謀論」扱いされてきた問題でもある。権力者が独裁者のようになって強制的にアイドルに性的イタズラをしているなどというのは妄想の産物であり、多くの国民からは陰謀論の類いのものだと思われてきた。
しかしその独裁者が死去したことを契機として、少しずつ化けの皮が剥がれ、その陰謀論が実は本当のことだったと知れ渡るようになり、遂に真相がバレてしまったという状態に置かれている。
このことについて、テレビ番組の司会者達は、自分達マスメディアにも責任の一端があると反省の意を述べている。「この問題に真摯に取り組まなかった我々マスコミの責任でもある」と述懐している司会者もいた。
■「ジャニーズ」以上の罪を犯しているマスコミ
しかし、こんな見え透いた嘘を信じる(芝居に騙される)ほど、国民は馬鹿ではない。
なぜなら、マスコミは現在もコロナ問題で同じことを行っているからだ。しかも、そのスケールは遥かに大きい。ジャニーズ問題の場合、被害者はあくまでも事務所内のアイドルだけに限定されるが、コロナの場合は全国民が対象となる。ビッグモーターやジャニーズは国内だけの問題だが、コロナは世界的な大問題であり、その被害規模は甚大であり、お金だけでなく命に関わる問題だ。
ビッグモーターやジャニーズの経営方針が嫌なら辞めれば済むことだが、コロナ問題からは誰も逃げることができない。国家を超えた勢力が動いているため、その勢力の支配下に置かれている日本人は否応無く対象とされる。
コロナワクチンによる被害問題にフタをして見て見ぬ振りをしている現在のマスコミが、ジャニーズ問題で反省する態度を見せても、全く信用するに値しない。むしろ、ジャニーズ以上の罪を犯しているのが現在のマスコミであり、その大罪は到底看過できるものではない。
ちなみ、コロナ禍を演出した海外勢力のメンバーも異常性愛者が多いことで有名だ。LGBTの推進もその影響だと言われている。男色家や幼児性愛者(ペドフェリア)、権力者というのはアブノーマルな異常性愛に溺れるものなのだろうか。
多くの国民がジャニーズ事務所の闇の部分に触れて幻想が覚めたように、いずれ、コロナ問題の闇に触れて、その幻想が覚める日はやってくる。その時にマスメディアの司会者達は、今回のジャニーズ問題と同様、「この問題に真摯に取り組まなかった我々マスコミの責任でもある」と言うつもりだろうか?
真に国民から糾弾されるべきは、ビッグモーターやジャニーズという小悪党ではなく、マスコミという大悪党だということに気付かなければいけない。
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