2024年01月28日

時代の変化で激変した「憲法改正反対」


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■真性の保守が「憲法改正反対」を叫ぶ時代

 「憲法改正反対」、この言葉は数年前までは、所謂「左翼」の人々が中心となって叫んでいた言葉だった。それゆえにか、あまり良い印象を抱かない人が多いのではないかと思う。

 しかし、現在は真性の保守が「憲法改正反対」を叫んでおり、この点からも時代が180度変わってしまった感は否めない。

 かくいう私も現在は「憲法改正反対」の立場を採っており、ある理由により憲法は変えない方が無難だと思っている。

 憲法とは何か?というと、国家権力を縛る法律である。だから、世界中で自国の憲法は重要視されている。ほぼ全ての国の憲法は自国で起草した憲法であり、個人の自由と権利を保証するものとなっている。自国で国民が起草した憲法だから、より良くするために憲法も時代とともに更新されていくのが一般的だ。

■軍事大国化する中国が最大の脅威だった時代

 しかし日本の場合は極めて特殊で、戦後、戦勝国(GHQ)から一方的に押し付けられた憲法なので、そんな憲法は自国で作り直した方が良いとする意見が多かった。日本で保守を名乗る人々も「憲法は改正するべき」だと思っていた。

 自民党の安倍元総理も「戦後レジームからの脱却」を掲げて、憲法を改正することを目標としていた。安倍氏の憲法改正の理由は、真相はともかくとして、敵国から自国を護るための憲法改正だと言われてきた。主に中国が攻めてきた場合、自国を守る戦力が無いと困るので、自衛隊を軍隊にすることで日本を守るという名目になっていた。

 その当時の保守は、軍事大国化する中国が最大の脅威だと思っていたので、憲法9条を改正して自国の軍隊を持つべきだとする意見が一般的だった。ゆえに当時、「憲法改正反対」を叫んでいた左翼は中国のスパイか売国奴のような扱いだった。

■「国家」はフィクションだった

 ところが、数年前からコロナ禍が発生し、時を同じくして米国大統領選の大々的な不正を目撃した多くの人々は、どうやら国家権力以上の力が存在することに気付き出してしまった。

 近代の社会学では「国家」というものが個人の自由を奪う最大の権力だと定義されてきたが、その認識自体が間違いであることに気付くのにそれほどの時間はかからなかった。

 長い間、国家の上に君臨する勢力がいることは陰謀論の世界だけの出来事にされてきたが、それが本当だったことを如実に見せられた人々は、常識をアップデートせざるを得ない状況に追い込まれた。

 その常識とは、「国家」というもの自体がフィクションだったという厳然たる事実だった。国家だけでなく、国家に与する全ての社会構造は作られた飾り物に過ぎなかったという驚愕すべき現実を突き付けられたことで、そのあまりにも大きな変化のために、そのアップデートを受け付けられない人々もいた。更新することができないほどに旧態依然としたシステムの価値観にどっぷりと浸かったままの人々はアップデートすることを諦め、偽物の現実の中に自らの存在価値を見つけるしかなかった。

 しかし大部分の人々は、そのアップデートの機会が与えられていることにも気付かなかった。

 ここで、新しいシステムを受け入れる側と、旧いシステムで生き続ける側の二極化が発生することになった。

■「植民地ボケ」状態の日本人

 押し付けられた憲法であっても変えるべきでない理由は、先に述べた通り、この世界は国家権力以上のパワーを持った一部の権力者に動かされているからである。

 その権力者達は先の戦争を起こした張本人だが、日本が予想外に善戦し恐怖を感じたため、彼らが定めた憲法によって日本が軍隊を持つことを禁じた。そして日本が再び彼らに戦争を挑まないために、国の資金を強制的に奪った。国の資金だけでなく、その魔の手は個人の財産にまで及んだ。その徴収役として設立されたのが、現在、政治資金問題で話題になっている東京地検特捜部だった。

 この権力者達は、1度は封印した日本の軍隊を再び日本に復活することを望むようになった。
 その目的は、日本を戦争に参加させて金儲けすること、そしてかつての戦争で多くの日本人の人生を狂わせて破壊したように、もう1度、日本を破壊することが目的だと思われる。彼らがこれまで何度も起こしてきた戦争の目的は「金儲け」と「人減らし」、その2つしかない。

 日本人は戦後、自虐思想と平和憲法で骨抜きにされ、平和ボケならぬ植民地ボケ状態に置かれ、彼らの陰謀にも全く気付くことができない烏合の衆に成り果ててしまった。ゆえに、軍隊を持ったとしても本当の敵には気付かないし歯向かうこともないと思われているのだろう。

 彼らが仕掛けたコロナ戦争でも、8割、9割の国民が、ワクチンという名の弾丸に被弾することになったが、その実弾を何発喰らっても、まだ足りないとばかりに「ギブミーワクチン」と叫んでいるような人々が大勢いる状態。戦後、日本人の洗脳と弱体化を計画した彼らからすれば、笑いが止まらない状況だろうと思う。

 彼らの高笑いを止めるためにも今は憲法は改正するべき時ではない。

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posted by 自由に考える人 at 15:48 | Comment(0) | 陰謀学
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