
■中国がアメリカに喧嘩を売る行為が意味するもの
最近、「謎の気球」の正体が中国の観測気球だったというような真偽不明な情報が出回っているが、どうも胡散臭い雰囲気が漂っている。いくら中国でも、あんなチャチな気球を意図的にアメリカの上空に浮かべるような危険な真似をするとは到底思えない。大体、そんなことをして何の得が有るというのだろうか?
今回、アメリカは中国の観測気球をミサイルで撃墜したわけだが、なぜ、秘密情報の入った気球を調べもせずにいきなり撃墜する必要があったのだろうか? 普通なら、その気球を回収して中国が何を調べていたのかを詳細に調査するはずだ。それをしなかったことだけで胡散臭さ満開だが、なぜ誰もそのことに触れないのだろうか?
巷では、アメリカと中国が戦争するというようなキナ臭い話も飛び交っているようだが、冷静に考えると中国がアメリカに喧嘩を売るような真似をする意味が無い。
よく、日本は中国に占領されるという話も耳にするが、日本は既に欧米に占領されている国なので、その国を今から占領するということは、欧米から植民地を奪い取ることを意味する。
なぜ中国が、そんな危険を冒してまで欧米を敵に回す必要があるのだろうか?
喩えて言うなら、既にアメリカの娼婦か妾のような立場にある日本を、まるで生娘(処女)であるかのように吹聴し、中国に犯される心配をするのは、常識的に考えると非常に可笑しなことでもある。
もし、中国が日本を占領するようなことがあるとすれば、それはアメリカと中国が裏で繋がっているという証左でしかない。
■「謎の気球」騒ぎには裏がある
しかし、この至極単純な構図が多くの日本人には解らない。多くの人々は、本当に日本が独立国であり、他国に侵略されたことのない処女のような国だと思い込んでいる。学者や政治家はもとより、保守と言われている人々まで、そう思い込んでいるフシがある。これには呆れるを通り越して驚嘆するしかない。
彼らには、「終戦によってGHQが日本から去った」=「独立国になった」という共通認識が有るのかもしれないが、無論、それは間違った認識だ。GHQではなく、影でGHQを操っていた勢力に目を向けなければ、歴史の真相は掴めない。
似非保守界隈では、GHQを操っていたのはソ連のスパイだったという認識が一般的だが、そのソ連のスパイを操っていた影の勢力には目を向けようとしない。ゆえに、「ロシア=悪」という間違った認識になってしまう。
プーチンは、そのソ連のスパイを操っていた影の勢力から、ソ連になる前のロシアを取り戻した人物であり、「ソ連=ロシア」という認識自体が絶対的に間違っているのである。
そして、その影の勢力は、現在でも頑として存在している。彼らこそが、日本を戦争に巻き込んだ張本人であることを知る必要がある。
その事実を知ってしまうと、現在、世界で起こっている様々な大事件が全て1本の糸でつながっていることが解るようになる。
「謎の気球」は日本でも2回、ニュースになったことがあるが有耶無耶のまま雲散霧消したことは記憶に新しい。そんな気球がアメリカで発見されたからといって、なぜ急に騒がれ出したのか?
影の勢力の傀儡であるマスコミが一斉に騒ぎ出す時には必ずと言っていいほど裏がある。今回の「謎の気球」騒ぎも何か裏が有ると考えるべきであり、どのような識者であろうと、マスコミが報道していることを鵜呑みにすることは軽佻浮薄の誹りを免れない。
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