2023年02月11日

マスクの着用を個人の判断に委ねるべきか?


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■ワクチンの治験が終わった時点でコロナ禍対策緩和の謎

 政府は、2023年3月13日からマスクの着用を個人の判断に委ねる方針を発表した。

 今年(2023年)になってから、コロナ禍対策が急に緩くなってきた感じがするが、今回の発表は、その傾向が最も顕著に現れたものとも言えるだろうか。
 2月からは『コロナ特別雇用調整助成金』の支給も打ち切りになり、5月からはコロナの感染法上の分類が「5類」に変更になり、ワクチン接種も年1回になる。これでマスク着用が任意になれば、コロナは収束したかのような雰囲気になるかもしれない。

 しかし、穿った見方をすれば、3月31日にファイザーワクチンの治験が終了するので、ちょうどその時期に合わせてコロナ禍対策を緩めたと見れなくもない。こう言うと、次のような疑問を抱く人がいるかもしれない。

 「ん?、治験が終わる? 本来であれば、治験が終わってからワクチン接種するのでは?

 その通り。本来、治験とは、ワクチンの安全性を確認するためのものであり、通常は10年程度必要になる。しかし今回の場合は、わずか1年でワクチンを開発し、治験が終了した時点でワクチン接種を緩めるという、通常とは全く逆さまのことが行われている。

■ワクチン接種で死亡した人々が遺したダイイングメッセージ

 それはなぜかと言うと、ワクチン接種の目標数がほぼ達成し、これからが本当の治験になるということなのだろう。その治験とは、ワクチンの安全性を測るものではなく、人体にどんな影響があるのかを測るものだということ。

 今回の治験は、実に世界人口の数十%が治験対象者に立候補したという前代未聞の大規模治験となる。数十億人が治験に参加するなどということは、後にも先にも、今回限りのことだろう。
 運悪く、ワクチン接種でショック死した人々は、これは危険な大規模治験だということを知らせるメッセージを遺す役目を果たしていたわけだが、残念ながら、そのダイイングメッセージに気付いた人はほとんどいなかった。

 2023年2月17日でワクチン接種が開始されてちょうど丸2年になる。多くの人々が今年の春から夏にかけて2年を迎えることになる。その時期は、コロナ禍対策を緩める時期と重なっているかに見える。
 もし今年、昨年以上に多くの人々が亡くなれば(多分、そうなる)、コロナ禍対策を緩めたことが死亡者が増加した原因だと言い出す御用学者が出てくるかもしれない。

■「ワクチン接種者にはマスクが必要」かもしれない

 マスク着用に話を戻そう。多くのワクチン未接種者達は、今回のマスク任意を喜ばしいことだと捉えている。個人的には賛同したい気持ちもあるが、少しの不安もある。それは、シェディングの影響だ。

 ワクチン接種者達は、mRNAワクチンを接種したことで異臭を放つ身体になっており、その異臭の正体は「スパイクタンパク」だという声もある。そのスパイクタンパクを吸入した人の中には、体調が悪化したという人も少なくない。

 そう考えると、ワクチン接種者にはマスクが必要だという考えも出てくることになる。現在のワクチン接種者のマスク着用は少なからずシェディングの防止に役立っているという見方もできる。マスクがワクチン接種者の体内から出る飛沫(スパイクタンパク)を抑える効果が有るのだとすれば、ワクチン接種者がマスクを外すことは危険だということも有り得る。

 ワクチン未接種者の多くは基本的にコロナを恐れていない。ゆえにマスクを付けることに抵抗感があり、マスクを付ける必要は無いと思っている。しかし、ワクチン接種者から出る飛沫には注意する必要が有るかもしれない。

 マスクは、ウイルスには効果が無いが、病原体を放つワクチン接種者には必要かもしれないという逆転の発想が必要になってくるかもしれない。

 ワクチン未接種者が言うべきは、「ワクチン接種者にはマスクが絶対必要」、そして、「ワクチン接種者からのシェディングを防ぐためにワクチン未接種者もマスクが必要」かもしれない。

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posted by 自由人 at 11:17 | Comment(0) | コロナ問題
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