2023年01月04日

「ワクチンの後遺症について責任を持つ」のは誰か?


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■政治家が有権者を訴えるという馬鹿馬鹿しさ

 自民党の河野太郎氏が自身のブログで以下のような注意喚起を行っている。

「インターネットは、誰でも自由に発信ができる場だからこそ、ここまで発展をすることができたのだと思います。しかし、残念なことにそれを悪用し、デマ、フェイクニュースを意図的に発信する輩がいるのも現実です。それをいちいち気にすることはないのかもしれませんが、最近、私に関して、あまりに悪質なデマをしつこく流されるようになってきました。これからも悪質なものについては法的手段に訴えることを検討していきますが、そうしたデマのいくつかについてここで説明します」


 公人である政治家が、有権者である一般人を訴訟の対象にするなどというのは聞いたことがないが、河野氏の言うデマとは次のようなもの

「ワクチンの後遺症について責任を持つ」と言ったのだから責任を取れ


 この意見に対して河野氏は、以下のように述べている。

「コロナワクチンの供給及び接種の推進を担当する大臣として心がけていたのは、実際に業務を行う自治体が、その自治体にあったやり方で接種を進められるようにということでした。厚労省から接種の進め方についてクレームが入るようなことがあれば、私が責任を持ちますから遠慮なく、進めて下さいと伝えました」


 要するに、自治体が強引にワクチン接種を勧めたことでクレームが入れば、自分が責任を取ると言っていたということらしい。

■「ワクチンの危険性は全く無い」と宣っていた河野氏

 河野氏は、ワクチンの後遺症については、以下のように述べている。

「予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものです。そのため、予防接種による健康被害を受けた者に対して特別な配慮をするために、法律で制度がきちんと設けられています。誰かが責任をとる、とらないという問題ではありませんし、『運び屋』の私が『後遺症について』責任をとるなどという発言をしたことはありません」


 この意見について、有権者としての意見を少し書いておきたいと思う。

 まず、河野氏の言う「予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀」というのは、インフルエンザワクチン等のこれまでの予防接種の話であり、インフルエンザワクチンの後遺症は毎年、数人程度だった。(実際はもっといると思われるが)
 しかし、今回の新型コロナワクチンは、厚労省が発表しているだけでも既に2000人近く死亡者が出ている。(実際はその100倍はいるものと思われる)

 2022年だけで10万人以上がワクチンで死亡している状況だというのに、「不可避的に生ずるものです」というのは明らかにおかしい。これまでの医療の常識では、数人程度の死亡者が出ただけで、ワクチン接種は中止になっていたはずだ。

予防接種による健康被害を受けた者に対して特別な配慮をするために、法律で制度がきちんと設けられています」というのも、これまでの医療常識内の話であり、1年間で10万人も死亡している疑いが濃厚だというのに、その死亡者数を発表もせず、リスクも発表しないままというのでは筋が通らない。

誰かが責任をとる、とらないという問題ではありません」と言うのであれば、なんのための担当相なのか分からない。担当相であれば、きちんとリスクを公表した上で、ワクチンを勧めるべきである。それができないのでは責任逃れもいいところであり、確かに河野氏は「ワクチンの危険性は全く無い」と宣っていたと記憶している。その発言に責任が無いのであれば、担当相になど就く資格の無い無責任な人間だと自ら認めているようなものだ。

■自分の命と健康は自分で守るしかない

「『運び屋』の私が『後遺症について』責任をとるなどという発言をしたことはありません」


 『運び屋』という言葉が出る背景には、「自分は間接的に役割を演じているだけだ」というニュアンスが感じ取れる。責任を問うなら、その『運び屋』である自分に仕事を発注している人間にしてくれという意味が込められているのだろうか?

 仮に、『運び屋』の河野氏が責任をとることになったとしても、もはや取れないだろう。これだけ多くの人が死亡しているのだから、その全責任を取れと言っても不可能だ。河野氏の命やお金がいくらあっても足りない。

 こうなることは始めから分かっていたことであり、分かっていたからこそ、多くの有識者が河野氏を批判していたわけだが、結局、国が薬害を認めるなどというのは、そう簡単には実現しない。これまでの薬害訴訟を見れば分かる通り、この薬害が認められるようになる頃には、河野氏も専門家達も、もうヨボヨボのおじいさんになっているか、この世にいないだろうと思われる。

 結論として言えることは、自分の命と健康は自分で守るしかない。自分の命や健康を無責任な国や医者に預けると碌なことがないということ。これに尽きる。

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posted by 自由人 at 18:19 | Comment(0) | コロナ問題
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