2022年11月26日

「世界一の識字率」なのに「世界一の奴隷国家」の日本


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■識字率が世界一高い日本人は優秀なのか?

 日本は世界一、識字率が高い国と言われることがある。一般的に、日本人は識字率が高いので優秀なのだという意味で使われる。
 しかし、その世界一を誇る識字率を持つ国民が、なぜか、世界一、政府に従順で、世界一、マスコミを信じているということも知られている。

 この皮肉な結果が意味することは、以下の通り。

 識字率が高いということは、物事を考える思考力が高いということではなく、政府やマスコミの発表を鵜呑みにする能力が高いということ。

 なるほど、文字を知らず、文章が読めなければ、自ずと政府やマスコミの嘘に触れる機会も減少し、逆に、自らの頭や直感で物事を判断する傾向が強くなるのかもしれない。

 まともな政府やマスコミであるなら、識字率が高いことは大きなメリットになるかもしれないが、そうでない政府やマスコミを抱えた国では、識字率が高いことはデメリットになる可能性が高くなるというわけだ。

■真実を見抜く能力(洞察力)は、識字率の高低とは関係がない

 コロナワクチン接種が開始されて、1年半が経過し、案の定、ワクチン被害を訴える人々が増加してきた。こうなることは当初から分かっていたので、ワクチン接種が開始される前から、まともな有識者達は、コロナワクチンに対して警告を発していた。私もその1人だが、そういった人々は陰謀論者扱いにされて、聖書に登場するノアの如く、鼻で笑われ、まともに話を聞いてくれる人はほとんどいなかった。

 現在、コロナワクチンで被害を被って、被害を訴えている人の中にも、真実を発表している人間に対して「陰謀論者だ」と言って嘲笑していた人も少なからずいたのではないだろうか。

 この皮肉な結果からも、真実を見抜く能力(洞察力)は、識字率の高低とはあまり関係がないことが窺える。無論、学歴ともあまり関係がない。

 高学歴者であってもワクチンの本質に気付けた人はほとんどいなかったことが、そのことを如実に証明している。実際に、東大や京大を卒業した人であっても、ワクチンを礼賛し、「反ワクは馬鹿だ」と罵っていた人が大勢いた。

 識字率の高さや勉強ができるという能力は、他人から与えられた課題を吸収する能力(記憶力)が高いというだけに過ぎず、自分の頭で1から考える能力が高いことを意味していない。

■現代人に必要な「疑って考える能力」

 昔から、本当に頭の良い人は、シンプルに考えることができる人であり、難しいことを簡単に伝えることができる人だと言われる。識字率の高さからくる勉強ができるという能力は、難しいことを難しいまま伝える能力のようなものであり、難しいことを自分の頭で咀嚼して、簡単に伝える能力のことを意味していない。自分の頭で考えて再構築する能力がないからこそ、難しいことを難しいまま伝えることしかできない。

 知識を頭に詰め込むことしかしてこなかった現代の記憶教育の弊害は、こんなところにも現れている。その知識が正しければ良いが、その知識が意図的にねじ曲げられた嘘であった場合、致命的な事態を招くことになる。

 ワクチンが病気を予防するというのも、実は間違った知識であり、そのことを理解するためには、識字率の高さも学歴もあまり関係がない。文字を書けなくても、情報を聞いて正邪を判断することは誰にでもできる。

 現代人に必要なのは、間違った常識に縛られず、自分の頭で1から物事を考え直すことのできる能力であり、その能力というのは、古今東西の学者達が最も必要とした「疑って考える能力」のことを意味している。

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posted by 自由人 at 11:49 | Comment(0) | コラム
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