
■「イベント割」という名のワクチンパスポート
「ムビチケ」を運営するムービーウォーカーは「イベント割」というものを発表した。
内容は、新型コロナウイルスワクチン接種証明書があれば、映画料金を割引するというもので、これまでのワクパスと大きく違っているのは、PCR検査の陰性証明だけでは不可というところ。
私自身、ここ3年は全く映画館に行っていないので、個人的には関係のないキャンペーンだ。しかし、以前から「ムビチケ」の会員にはなっているので、少しショックを覚えた。こんなワクチン非接種者を差別するようなことを行う企業の会員でい続けるのは抵抗があるので、キャンペーンに反対する意思表示として退会させていただくことにした。
実際、マスクを着用して映画を観る気はないし、ワクチン臭が酷過ぎて映画館に入る気もしないので、当分の間(コロナ禍が終わるまで)は、映画館に行くことはないと思う。一体、いつになることやら…。
■映画館からVOD(動画配信サービス)へ
最近は、コロナ禍のせいで映画館に行くことがなくなったので、代わりに自宅に大画面スマートテレビを購入し、自宅で映画を観るようにしている。レンタルだけでは、品揃えが足りないので、VOD(動画配信サービス)も利用している。
NETFLIXは未契約だが、AmazonPrimeVideo、Hulu、U-NEXTと、主立ったサービスを利用してみて気付いたことがある。それは、これまで盲点になっていたレンタルショップの見えざる欠点だった。
消費者がレンタルショップからVODに流れている理由は、経済的なお得感と、物理的な面倒臭さだと思っていたが、実はもう1つ、大きな理由が有ることが分かった。それは、画質のミスマッチ問題。
レンタルショップでは、未だDVDが主流であり、ブルーレイはあまり置いていない。ブルーレイ再生プレーヤーが1万円以下で販売されているにも拘らず、DVDプレーヤーしか持っていない人が多いため、レンタルショップもDVDをメインにするしかない。それ以前に、人気タイトルしかブルーレイ化はされないため、レンタルショップはいつまで経っても低画質のDVDのままだ。
■「テレビの大画面化」と「低画質DVD」のミスマッチ
ブルーレイは、40インチのテレビで観るのが最も適していると言われる。つまり、それ以上のサイズのテレビでは、画質の粗さが目立つということ。
昨今のテレビの大画面化もあって、例えば、50インチの4KテレビでDVDを再生すると、お世辞にも綺麗とは言えない画質になる。4K補完機能が付いているテレビで観れば少しはマシになるものの、補完時における遅延や不自然なムラも目立つ。(この辺は多少、テレビの質に依存するのかもしれない)
どんどん拡大するテレビの大画面化とDVDのミスマッチ。この問題をクリアしているのが、VODだ。
しかしながら、各VODで、配信される動画の質は異なっている。NETFLIXは、料金プランによって3段階の画質が選択できるが、最も安価なプランではDVD並みなので、大画面で観るには、ミドルクラス(ブルーレイ並み)か、ハイクラス(4K並み)で契約しなければならない。
HuluとU-NEXTは、最も高画質の映像を自動で観ることができる。実際に観てみると、ブルーレイよりも綺麗に見えることがある。
HuluとU-NEXTのどちらが良いかは難しいところだが、ドラマ好きならHulu、映画好きならU-NEXTと言ったところだろうか。
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