
■フラットアースの「天蓋」を越えた北朝鮮のミサイル
11月3日の早朝、北朝鮮が複数のミサイルを発射したという緊急速報が発表された。そのうちの1発は大陸間弾道ミサイル(ICBM)とされ、「ミサイルが日本列島を通過した」と発表され、またまたJアラート騒ぎになった。しかしその後の発表では、なぜか「日本列島は通過しなかった」に訂正された。
こんな重大な誤報がなぜ起こり得るのか甚だ疑問ではあるが、韓国軍は以下のように発表している。(韓国軍と言うよりも韓国に滞在している米軍の発表だが)
韓国軍「飛行距離760キロ、高度1920キロ」
ミサイルの飛行距離はともかくとして、高度が1920kmというのは途方もない高さであり、現在の常識では無重力空間である宇宙にまで達していることになる。
前澤友作氏が宇宙に行ったとされる地上からの高度は100km以下だったはずなので、北朝鮮のミサイルは確実に宇宙に達していることになる。
ミサイルの飛行距離が760キロで高度が1920キロということは、高度が飛行距離の約3倍ということになる。直線の飛行距離が760キロであれば、高度は760キロ以下になるはずなので、この場合の「飛行距離」というのは、北朝鮮からどれだけ離れた地点にミサイルが落下するかという距離を意味しているのだろうか?
それにしても、飛行距離よりも高度を優先する大陸間弾道ミサイルというのも変な話だ。遠距離にある敵地を攻撃することが目標であるはずのミサイルが、宇宙を経由して高度を競っても意味が無いと思われるのだが…。
高度が飛行距離の3倍ということは、かなり鋭角的な発射角度になると思われる。ミサイルが宇宙空間で爆発したということなら、なにか残骸のようなものが落ちてきてもよさそうなものだが、毎度のことながら、今回もミサイルを見た人もいなければ、残骸が落ちてきたというニュースも見かけない。
ところで、フラットアース界隈で言われている天蓋(物理的に出ることができない天空のドームの蓋)は、高度100kmという説もあるようなので、北朝鮮のミサイル報道が真実であるなら、フラットアースの天蓋が10倍(1000km)の高さにあったとしても優に越えていることになる。
北朝鮮のミサイル報道が真実であるなら、天蓋は無いということになってしまう。しかし、天蓋が有るなら、北朝鮮のミサイル報道が嘘ということになってしまう。はたして、真実はどちらなのだろうか?
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