
■現実になったイーロン・マスク氏のツイッター買収
イーロン・マスク氏がツイッターを買収したということで大きなニュースになっている。
これまで二転三転して、どうなるものかと危惧されていたが、どうやら今回の発表は間違いないファクト情報であるらしい。偶然にも私がツイートを開始した月に買収完了となったのは、個人的には喜ばしいニュースと受け止めるべきなのかもしれない(ツイートがバンされる可能性が減ったという意味で)。
ツイッター社は今回の買収で上場廃止となるらしいが、その他のIT企業(GAFAM)の今期の決算は軒並み悪化したと伝えられている。メタに始まり、グーグル(アルファベット)、マイクロソフト、アマゾンも減益を余儀なくされており、好決算を発表したのはアップルのみという状況。
今回の四半期決算発表で最も注目すべきは、ユーチューブの広告収入が初めて減収になったところだろうか。
最近、ユーチューブ動画を観ていると、スキップできない広告動画が増加し、これまで1つだった広告が2つになったりと、グーグルが利益確保に躍起になっていることは透けて見えていたが、これまで順調に伸びてきたユーチューブの広告収入はなぜ減少に転じたのか?
■ユーチューブの広告収入が減少した理由
個人的にその理由は、奇しくもイーロン・マスク氏がツイッターを買収しようと思った理由と軌を一にしていると思う。早い話、言論統制が酷過ぎるということ。
ロシアの政府系チャンネルを全て閲覧できないようにしたり、コロナやワクチンやウクライナ関連の動画を検閲しバンしたりしていることが裏目に出た格好だろうと思われる。
実際、ユーチューブで最も人気があるジャンルは都市伝説や陰謀論系チャンネルであるらしく、その稼ぎ頭が自由に発言できなくなっていることと無関係ではないと思われる。
ブログの世界でも、グーグルアドセンスの収益確認画面には以下のような注意書きが表示されており、世界の人々が現在最も知りたいと思っているホットな情報を事前検閲しているようなものなので、グーグル自らが収益機会を逃しているような状態。

これをゲーム会社に喩えれば、最も人気があるゲームを販売禁止にしているようなものなので、これでは減収になっても仕方が無いと言える。
現在のテレビや新聞の収益が落ちているのも同じ理由に依るものと思われる。テレビや新聞が真実を報道するようになれば、テレビの視聴率は上がるだろうし、新聞の発行部数も上昇に転じると思う。
もし、現在の新聞が戦前のように真実を報道する新聞であれば、私も応援する意味で新聞を購読するようになると思うが、嘘やプロパガンダ情報ばかりの偽善新聞を読んでも時間とお金の無駄どころか、精神的に有害無益なので、全く読む気にもならない。
この嘘で塗り固められた悪夢のような社会で、現代人が潜在的に最も欲しているもの。それは「真実の情報」である。その「真実の情報」を報道できないメディアは今後、衰退の一途を辿っていくことは避けられない。人々の需要を満たすことを自ら避けているわけだから、至極当然の帰結だ。
------------------------------------------------------------------------------------------
スポンサーリンク

にほんブログ村