■「見ざる・言わざる・聞かざる」の無党派層
参議院選挙が終わった。今回の参議院選挙は50%を占める無党派層をどれだけ選挙に参加させることができるかが最も重要なファクターだったが、結果的に投票率は52.16%だった。このことから逆算すると、無党派層はせいぜい数%程度しか動かなかった計算になる。
無党派層の大部分は、選挙には興味が無いか、政治家には全く期待していないかのどちらかだと思われるが、大半は前者なのだろう。
戦後の日本では、政治思想やお金儲けのことを人前で話すことは疾しいことだという刷り込みが行われてきたので、大部分の人々は、支配者層にとって都合の悪いことは「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿状態に置かれている。
三猿状態の彼らは、以下のような会話があったとしても何も感じないのだろうか?
●支配者層の会話(円安編)
DS「アメリカは金融緩和ができなくなったので、日本が代わりに金融緩和するように」
日本「え?、…と言いましても、日本が金融緩和することが、どうしてアメリカの代わりになるのでしょうか?」
DS「日本がお金を刷って、そのお金でアメリカの国債を買えば済むことでしょうが」
日本「いや…そんなことをすれば、我が国の円が暴落するかもしれませんが…」
DS「だから何だね?、君達は自分達の置かれている立場が解っているのかね?」
日本「…イ…イエッサー」
●支配者層の会話(温室効果ガス編)
DS「日本は2050年までに温室効果ガス0%を目標にし、ガソリン車の製造から撤退するように」
日本「え?、しかし我が国経済における自動車産業の割合は極めて大きく、ガソリン車が作れないとなると、国際競争力は低下することに繋がりますが…」
DS「君達には高度経済成長時代を体験させてやって随分と良い思いをしてきたではないか。我々白人はガソリン車では日本に痛い目を見せられたからね。」
日本「いや、しかし、そんなことをすると我が国の雇用環境も悪化の一途を辿り失業者が増加する可能性が高くなりますが…」
DS「それが何か?、世界経済を裏で動かしてきたのは我々だということを忘れたのかね?」
日本「…イ…イエッサー」
●支配者層の会話(ワクチン編)
DS「日本はコロナワクチンを8億本、購入するように」
日本「え?、いや、日本は1億人程度の国ですから、取り敢えず、1人3回打つとしても3億本位で充分ではないかと…」
DS「あなたの意見は聞いていない。決めるのは我々だ」
日本「ぐっ…」
DS「ああ、それと、コロナ死者はできるだけ大きく報じ、ワクチンの副作用は可能な限り公表しないように頼むよ。既に世界中のマスコミには通達済みなので、我々の期待を裏切ると君達もどうなるか分からないよ」
日本「…イ…イエッサー」
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