2021年12月25日

重症化しない「オミクロン株」の処方箋は必要か?


■「感染者」から「濃厚接触者」へシフトしたマスコミ報道

 今年も年の瀬を迎えることになり、予想通り、新たな変異株(オミクロン株)が登場し、マスコミが中心となって「オミクロン株」バブルが発生しようとしている。
 一般的には、「デルタ株」からいきなり「オミクロン株」に変化したと思われがちだが、実際は、以下のような経緯となっている。

 アルファ(イギリス)
 ベータ(南アフリカ)
 ガンマ(ブラジル)
 デルタ(インド)
 イプシロン
 ゼータ
 イータ(イギリス)
 シータ
 イオタ(アメリカ)
 カッパ(インド)
 ラムダ
 ミュー(コロンビア)
 ニュー
 クシー
 オミクロン(南アフリカ)

【参考文献】『イベルメクチン』(大村 智著)

 オミクロン株の症状は軽い風邪程度であることが多いらしく、コロナワクチンを2回接種した人の多くが感染しているとも伝えられている。

 通常、軽い風邪程度では病院に行かない人が多いため、検査をする人も自ずと少なくなる。そのため、コロナ感染者(陽性者)数が思ったほど増えなくなっている。そういった理由もあるのか、これまで以上に無症状者を検査する方向に舵が切られており、「濃厚接触者」が感染予備軍としてカウントされている。感染者や陽性者が何人と言うのではなく、「濃厚接触者が何人」という報道に掏り替わっている。

 この状態を例えて言うなら、毎年流行る風邪やインフルエンザの無症状者に対して無理矢理に検査を行って感染者数を増加させる行為を実施しているに等しい。

■これまでの医療常識を反故にする医療関係者達

 感染力が強くとも、軽い症状で済むのであれば、濃厚接触した人も軽い症状で済むわけで、ほとんどの人は薬を飲む必要もなく休息(睡眠)を取れば治るはずだが、なぜか政府は、3回目の既存ワクチンの接種を勧めている。

 ワクチンを2回接種した人が中心となってオミクロン株に感染しているというのに、効かなかったワクチンをもう1度打てば重症化しないという信じ難い意見が罷り通っている。

 元々、「重症化しない」と言っているのに、「ワクチンを打てば重症化しない」と言う。ワクチンを打とうが打つまいが重症化しないのだから、ワクチンを打っても重症化しないのは当たり前だ。別の理由(ワクチンの副作用)で重症化するかもしれないが。

 インフルエンザの世界で、昨年使用したワクチンを今年も使用するなどという話は聞いたことがない。毎年、ウイルスが変異するので、昨年のワクチンは無効というのがワクチンの常識となっていたはずだが、そういった常識自体を完全に反故にしてしまっているのが現在の状況だ。

 医療関係者ではない一般人が見ても、やっていることの無茶苦茶ぶりがよく分かる。そのせいで、これまでの医療そのものに対する疑問を抱く人も増えており、コロナワクチン以前にインフルエンザワクチンも打たなくなったという人も大勢いるのではないかと思う。

 それにしても、医者としてのこれまでの信用を失ってまでコロナワクチン接種に固執する理由とはなんなのだろうか? 病人を治すという医者の使命を見失ってまでコロナワクチン接種に奔走する意味とはなんなのだろうか? それとも、何か抗うことのできない強大な権力者に脅されてでもいるのだろうか? そうでも考えないと、この謎は解けそうにない。


 
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posted by 自由人 at 20:45 | Comment(0) | コロナ問題
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