■コロナ感染者数50人という有り得ない数値
2021年11月22日における全国のコロナ感染者数は50人になった。
普通に考えると、この数値はもはや季節風邪の感染者数さえ下回っていると思われ、「コロナ収束」と言っても差し支えないレベルだと思えるのだが、どうも釈然としない。
PCR検査を行った上で、こんな数字が出てくるということは、PCR検査を行っている人がほとんどいないとしか考えられない。全国でPCR検査を行った人が1000人以下というなら理解できるが、本当にそんなに減少しているのだろうか?
あるいは、PCR検査のサイクル数(Ct値)を大きく引き下げているということも考えられるが、これも公式な発表が行われていないようなので、なんとも言えない。
■5年ぶりの風邪で分かったこと
実は、私も最近、5年ぶりぐらいに風邪をひいた。熱は最高で37度台だったので、弱めの風邪だったと思われる。もちろん、病院には行かずに2〜3日で全快した。
とは言うものの、仕事中に熱があるといろいろと問題になりかねないので、初期の1日目だけ、市販の風邪薬を飲んでみた。すると、確かに熱は下がったのだが、風邪の症状はそのままだった。
熱が下がると風邪が治ったと思いがちだが、久しぶりに風邪薬を飲んでみると、無理矢理に熱を下げているだけ(=対症療法)であることが実感できた。
その後は、薬を全く飲まず、身体が発熱することを止めずに、熱い風呂に入り、睡眠を多めに取って過ごしていると、いつの間にか憑き物が取れたかのように風邪が治っていた。
もし今回、病院に行っていたとすると、PCR検査を受けさせられて、陽性にでもなれば、2週間隔離されるようなことになったかもしれない。そう考えると、現在は、いらぬトラブルを避けるために、多少の発熱程度では病院に行かないという人の方が多いのかもしれない。万が一、コロナに感染していたとしても、自身の免疫で自然治癒している人も案外いるのではないかと思われる。
■大底状態にあるコロナ感染者数
夏場にコロナ感染者が増加し、冬場にコロナ感染者が減少しているという現在の状況は、常識的には考えられないレアなケースであり、あまりにも不自然極まりない。今年は、なぜかインフルエンザが流行するというような予告(予言)をしている専門家もいるが、なぜ、そんなことが分かるのだろうか? 昨年はインフルエンザの検査自体をほとんど行わなかったのでインフルエンザ感染者が激減したが、今年は検査を再開するのでインフルエンザが流行するということなのだろうか?
個人的な予想を書かせてもらうと、おそらく、現在のコロナ感染状況は、株価チャート的に言うと“大底状態”の局面にあるのだろうと思われる。
もうぼちぼち、季節外れの暖かさも遠退き、本格的な寒い冬を迎えることになると思われるが、徐々にコロナ感染者数も増加していくことになるだろう。もちろん、その感染者数の中には、風邪の人もインフルエンザの人も含まれており、本当のコロナ感染者がどれだけいるのかは全く不明という状態。
現状、新型コロナウイルスだけを特定できる完璧な検査法など無いわけだから、結局のところ、検査の有無や加減次第でいくらでも感染者数は調整可能ということなのだろう。
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