2021年07月28日

「民主の女神」 vs 「社会主義の守護神」


■オリンピックの裏で起こっていた大事件

 東京オリンピックが行われている最中、ITビジネスアナリストの深田萌絵氏が東京地検に呼び出され身柄を拘束されるという事件が起こった。当日、東京地検前には事情を知る多くの人々が詰めかけたが、大手マスコミはこの事件を一切報道しておらず、まるで何事も無かったかのようにコロナとオリンピックの報道に精を出している。これもまさに典型的な「報道しない自由」の行使だとも言える。

 中国人の背乗り問題や中国・台湾の半導体問題というタブーがバックグラウンドにあるため、マスコミはダンマリ状態。保守派と言われる人々の多くも沈黙を貫いている。普段は東京地検を批判している論客達も今回は政治的な大人の事情で黙らざるを得ないということなのだろうか。

 動画で深田萌絵氏の姿を観ていると、香港民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏を彷彿とさせるものがあった。今回の東京地検前での鬼気迫る演説は「怒髪天を衝く」かのような印象であり、一種の神懸かり的なものを感じた。演説中、雨が降らず、彼女が東京地検に入るや否や、突然雨が降ってきたというところも、どこか天の采配を感じさせるものがある。

■「泣く子も黙る」東京地検を批判する深田萌絵氏

 「泣く子も黙る」と言われる東京地検は昔から「社会主義の守護神」とも呼ばれてきた組織であり、多くの著名人が東京地検に冤罪としか思えないような罪で無理筋な逮捕をされてきたことは知る人ぞ知るところ。
 今回は日本の社会主義を護るというだけでなく、中国の社会主義を護るかのような様相を呈しており、これまで以上にスケールの大きな事件となっている。

 多くの識者が保身のために黙りを決め込む中、堂々と東京地検を批判する深田萌絵氏はご立派であり、周庭氏と同様、「民主の女神」という言葉がピッタリする。

 当日中に、一応無事に釈放されたものの、今後は、深田氏自身も述べている通り、どういう展開を迎えるか予断を許さない状況となっている。

 陰ながら、深田萌絵氏の活動と無事を祈りたいと思う。天の加護があらんことを。

【深田萌絵TV】東京地検前!深田萌絵は帰ってくるのか!?


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posted by 自由人 at 20:12 | Comment(0) | 社会問題
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