2021年05月24日

インフルエンザが激減してもインフルエンザワクチンは必要か?


■700分の1になったインフルエンザ感染者

 昨年度のインフルエンザの感染者数(推定数)は14000人程度だった。例年は1000万人以上いる(推定数)と発表されているので、実に700分の1になった計算になる。

 しかし、1000万人の感染者がいる場合でもワクチン接種は任意であり、コロナのように大々的なワクチン接種の推奨は行われていない。この件だけ見ても、現在の国を挙げてのワクチン接種は行き過ぎの感は否めない。
 特に若年者に至ってはコロナに感染しても重症化せずに死亡する確率もほぼ0%であるにも拘らず、若年者でも重症化または死亡する可能性の有るワクチンを推奨するというのは、リスク回避になっておらず本末転倒だとも言える。

 コロナワクチンについては、あーだの、こーだの書いても、端から思考することを拒否し、なぜか言葉として頭に入らない人が多いようなので、今回は少し見方を変えて、インフルエンザワクチンにスポットライトを当てて、考えてみたいと思う。

 昨年、14000人しかいなかったということになっているインフルエンザ感染者、この数値はあくまでも推定値であり、実際に検査をして陽性になった数値ではない。ということは、本当に症状のあった感染者数は桁違いに少なかっただろうことは誰にでも解ると思う。

■今年のインフルエンザワクチン接種はどうなるか?

 さて、毎年、1000万人もの感染者がいるがために、毎年、ワクチンを接種していた人は、今年はどうするのだろうか?
 コロナ禍ではインフルエンザの感染者がほとんど出ないことが判明しても、例年通りにインフルエンザワクチンを打つのだろうか? また、国はインフルエンザワクチンの接種まで後押しするのだろうか?

 インフルエンザの検査自体がごく稀にしか行われていないので、感染者数が700分の1になったというのはかなり疑わしいものがあるが、コロナの感染者数を足しても例年よりも圧倒的に少ないので、インフルエンザの感染者数が大きく減少したことは間違いないのだろう。そんな状況でも、インフルエンザワクチンを接種する必要があるのだろうか?

 全国でわずか数人、数十人の死亡者が出るという理由で、ワクチンを接種するような感染症が今までに有っただろうか?

■狂犬病ワクチンで考えるインフルエンザワクチン

 ちなみに、犬の世界では、狂犬病ワクチンというものがある。現代の日本では狂犬病を発症する犬はほぼ皆無であり、犬に咬まれて狂犬病を患う人もまずいない。いるとすれば、海外旅行に出かけ、旅行先で犬に噛まれた人が発症する程度。この50年間における日本での狂犬病死亡者は4人となっており、いずれもが海外で犬に咬まれて発症したケースとなっている。

 それでも、毎年、国内のペット犬には狂犬病予防の注射が行われている。しかし反面、狂犬病ワクチンを打ったことが原因で亡くなるペットもいる。愛犬が狂犬病ワクチンが原因で死んだとしても、「どんなワクチンでも副作用は付きもの」という理由で諦める人がいる。狂犬病を発病する確率が限りなく0に近くても、愛犬の死を素直に受け入れる人がいる。

 狂犬病ワクチン同様、インフルエンザワクチンの接種でも、毎年、何人かの人が亡くなっている。昨年、症状の出た感染者はほとんどいなかったということになっているが、インフルエンザワクチンを接種したことで亡くなった人もいたことだろう。

 しかし、これでは結果的に、先の狂犬病ワクチンとあまり変わらないことになる。
 僅かな死亡者しか出ない状況下で、インフルエンザで死亡する確率とインフルエンザワクチンの副作用で死亡する確率を天秤にかけると、その差があまりにも小さいどころか、逆にワクチンを接種したことで死亡する確率の方が高くなってしまう可能性がある。これでは、リスクの方がベネフィットよりも重くなってしまうことになる。

 感染者がほとんどいないのに、いらぬリスクを背負ってワクチンを接種する必要が有るのだろうか? これはあらゆるワクチンについて言えることでもある。



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posted by 自由人 at 22:31 | Comment(0) | 社会問題
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