2021年05月07日

「ワクチンさえ打てば大丈夫」という幻想


■欧州委員会の発言に違和感

 世間では、コロナ変異株の脅威が囁かれる中、「変異株にワクチンは有効なのか?」という声も聞こえてくる。

 そんな状況の中、欧州委員会は「EUが承認した新型コロナウイルスワクチンを接種している人なら、EU域外からの観光目的での渡航を認める」と発表した。

 まるでワクチンを打った人は絶対に安全で何をしても構わないと言わんばかりだが、さすがにこの安易な姿勢には違和感を通り越して、狂気すら感じてしまう。

 これは欧州委員会に限った話ではないが、世界中が「ワクチンさえ打てば大丈夫」というメッセージを暗に発しており、明らかに異常性が垣間見える。

■独裁国家のメディアを観ているような錯覚

 変異株であろうとなかろうとワクチンがコロナにどれだけ有効かは未だ正確なデータは出揃っておらず、実質的には臨床試験も兼ねて行われているようなものだとも言える。公式文書として「新型コロナウイルス感染症の発症を防げるかどうかは分かっていない。」とも発表されている。

 もし仮に、そんな状況で、「ワクチンを打てばマスクも不要で普通に生活してもOKです。」と言うような人が現れれば、通常なら「あなたは何を言っているのですか?」と疑問を呈したり、「馬鹿なことを言うな!」と叱責する人がいてもよさそうなものだが、既存のニュースメディア等に登場する専門家も評論家もこぞって何の反応も示さない。
 明らかに筋が通らないことを述べているのに、なんのチェックも入らないのはなぜなのか?

 この状況には疑問を感じざるを得ない。まるで、何も言いたいことが言えずに黙って頷くだけという独裁国家のメディアを観ているかのような錯覚を覚える。

■99%以上の人が陥っている「ワクチン幻想」

 もし、欧州委員会の発言があっさりと罷り通るのであれば、その意味するところは、「新型コロナウイルスは風邪やインフルエンザと同じでそれほど気にするウイルスではない」と言っていることになってしまう。そうでも考えなければ説明が付かない。一方で、コロナは危険な感染症だと騒いでいる中で、一方では、ワクチンさえ打っていれば、なんでもフリーパスなどというのは、どう考えても不自然であり道理が通らない。

 なぜ、こんな子供でも疑問に思うようなことに誰も疑問を感じないのだろうか?
 「誰も」というのは言い過ぎかもしれないが、おそらく、99%以上の人々は本当に疑問を感じていないのではないかと思われる。

 しかし、ワクチンの有無だけで、なぜこうも悲観的にも楽観的にもなれるのだろうか?
 「ワクチン」の効能や安全性ではなく、「ワクチン」という言葉だけで条件反射的にあっちにもこっちにも揺れる社会、まさに「ワクチン幻想」と呼ぶに相応しい。

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posted by 自由人 at 22:33 | Comment(0) | コロナ問題
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