2021年04月04日

「新しい生活様式」の行き着く先はアバター生活


■人類未体験の新しい生活様式を目指す「ムーンショット」

 コロナ禍によって「新しい生活様式」という言葉が生まれた。

 この「新しい生活様式」とは、コロナと共存していく上で基本となる生活スタイルの変化を意味しており、三密を回避した生活に始まり、人と人との接触を極力避けるという意味が込められている。

 しかし、そういった生活はまだ入り口に過ぎず、政府は、もっと進んだ人類未体験の生活を目標としている。それが「ムーンショット目標」と呼ばれるもので、2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現すると唱われている。

 その新しい生活様式の1つは、「サイバネティック・アバター生活」と呼ばれており、以下の目標が定められている。

2030年までに、望む人は誰でも特定のタスクに対して、身体的能力、認知能力及び知覚能力を強化できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を提案する。

2050年までに、望む人は誰でも身体的能力、認知能力及び知覚能力をトップレベルまで拡張できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を普及させる。

引用サイト:内閣府ムーンショット目標1

■映画『サロゲート』のような社会は実現するのか?

 「ムーンショット」とは、その言葉が示す通り、人類の月面着陸に例えて「未来社会を展望し、困難な、あるいは莫大な費用がかかるが、実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な目標や挑戦を意味する言葉」の総称だが、日本での「ムーンショット目標」は奇しくもコロナ感染が取り沙汰された昨年の1月に決定された。

 人間がアバターを操作して仮想現実的な生活を行うなどと言えば、「妄想だ!」とか「都市伝説だ!」と批判されそうだが、実際に国(内閣府)が発表しているリアルな情報である。

 昔、人間がアバターを操作して生活する世界を描いた『サロゲート』という映画があったが、まさにあのような世界を目標としていることになる。

 まるで遠い未来を予想したSFのような話であり、そんなSF映画のような社会が、今後わずか30年程度で本当に実現できるのかは信じ難いというのが率直な感想だが、国がそういった社会を目標としていることは事実だ。

 キーワードとなるのは、「身体」「」「空間」「時間」からの解放となっているが、「身体」「空間」「時間」はまだ理解できるが、「脳」からの解放というのがよく解らない。
 自分の意のままに操ることのできるアバターロボットがあれば、「身体」「空間」「時間」からの解放は可能かもしれないが、「脳」からどうやって解放されるのだろうか?



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posted by 自由人 at 13:46 | Comment(0) | 社会問題
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