2020年08月29日

新型コロナウイルスの常識破壊【安倍総理の電撃辞任】


■「断腸の思い」の辞意表明

 安倍総理が電撃的に辞意を表明したことで日本中が揺れている。事前に前振りは有ったとはいえ、こうもアッサリと辞意を表明されたことに驚きを隠せない人も多いようだ。
 当初、17時から会見を行うと伝えられていたにも拘らず、フライング的に14時頃に報道されたので、株式市場も一時、パニック売り(または空売り)が出て急落した。

 コロナの話は冒頭の一部だけで、ほぼ、安倍総理本人の健康問題についての会見だった。病状は案の定、持病の潰瘍性大腸炎が再発したということだった。

 安倍総理本人も「断腸の思い」だと述べておられたが、いろんな意味で残念だ。首相としての連続在職日数が歴代1位になった矢先の出来事だっただけに、どこか運命的なものを感じてしまう。
 第1次安倍内閣の時も潰瘍性大腸炎の悪化を理由とした辞任だったが、その後、8年近くも無事に過ごされてきたにも拘らず、ここに来て急に再度の持病悪化。これも偶然とは思えない。「病は気から」という言葉の通り、コロナ禍による激甚なストレスが引き金になったのではないだろうか。

■「機を見るに敏」だった電撃辞任

 思えば、昨年、消費増税を決行した辺りから、安倍総理の幸運にも陰りが見え始めていたが、そこに突然、降って湧いたかのように新型コロナウイルス問題が発生し、景気が一気にダウン。消費税を上げた途端に、この上ない消費不況が訪れるというカウンターパンチのような不運に見舞われた。
 幸運の象徴とも思えた東京オリンピックの開催も、まさかの延期となり、八方塞がりで先の見えない中、ボディブローの連打のようなコロナストレスが病の悪化に繋がったのではないかと想像する。

 安倍総理の悲願だった「憲法改正」も成就することなく志半ばで退陣することは、まさに断腸の思いなのだろうけれど、今後、数年間は続くと見られるコロナ問題と安倍総理の健康面を考えると、ちょうど良い引き時だったのかもしれない。

 コロナ禍によって、憲法改正の機運も後退してしまい、来年に行われる予定の東京オリンピックも、コロナ第2波が来た時点で開催はまず不可能。このまま総理を続けても、イメージが悪くなることはあっても良くなることは無いという状況であり、晩節を汚すことになる可能性が高いため、前向きな思考ができなくなったのかもしれない。

 幸い、現在はコロナの第1波が終息しかけており、一時的に危機は和らいでいる。第2波が来る前の小休止期間が有ったことは、安倍総理にとっても幸運だったのかもしれない。

 自民党内に安倍総理の代わりが務まる人がいないような状況下で呑気なことを言っている場合ではないのだが、現在の巨大なストレスの重圧から解放されれば、心も落ち着き、病も次第に快方に向かわれるのではないかと思う。

 それにしても、これまで安倍総理を失脚させることを生業としてきた「反アベ勢力」にとっては、喜ぶ以前に梯子を外された格好となってしまったが、これから何を目的に行動するのだろうか?

------------------------------------------------------------------------------------------


スポンサーリンク




にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村
posted by 自由人 at 09:32 | Comment(0) | 政治
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: