2020年06月13日

「アンティファ」の活発化が意味するもの


■「アンティファ」からの「渋谷爆破予告」

 黒人差別の抗議デモに紛れて破壊活動を行っているとされる「アンティファ」を名乗る者から、日本の入国管理局にメールが届き、そのメールには「渋谷を爆破する」と書かれていたらしい。

 おそらくは愉快犯の仕業なのだろうけれど、それだけ「アンティファ」という組織に注目が集まっているということなのだろう。

 「アンティファ」とは「アンチ・ファシスト」の略であり、日本語で言えば「反ファシスト」ということになる。戦前・戦中にも、こういった組織は世界中に存在していたことは知られているが、早い話、急進的な共産主義者(極左)のことを意味している。

 戦前・戦中は日本もドイツと同じように、ファシズム国家(全体主義国家)と誤解されていたようなところがあるので、日独伊軍事同盟などは、まさにファシズム国家という誤解に油を注ぐに足る有難迷惑な同盟でもあった。
 日本の天皇が、あろうことか、ヒトラーやムッソリーニと同じファシストと誤解されていたわけだ。その証拠に、終戦後は、刑務所に入れられていた共産主義者達が解放された。それはまるで、暴君に捕らえられていた善良な市民の解放という感じだった。

 ドイツで捕らえられていたユダヤ人と、日本で捕らえられていた共産主義者は、思想的にも全く違う存在だったが、それが同じような存在だと思われていたというのだから、なんとも恐ろしい時代だった。日本に原爆が落とされたのも、そういった誤解から生じたという説もあるぐらいだから、思想的な洗脳と思い込みは、本当に恐ろしい。悪しき洗脳は人間を悪魔に変えてしまう。

■「アンティファ」ウイルスにも注意するべき

 先の大戦では、ソ連のスパイとアメリカの共産主義者が結託して、アメリカ政府までもが「アンチ・ファシスト」勢力に肩入れしていたような時代であったので、「ファシスト」でも「アンチ・ファシスト」でもなかった中立的な日本が独り、筋違いの被害を被るという不幸が生まれた。

 新型コロナウイルス騒ぎによって世界中が混乱の真っ只中に置かれたことで、「これはチャンス」とばかりに、またしても、世界中に真っ赤な思想的ウイルスが蔓延しようとしている。

 警官による黒人暴行事件を「アンティファ」が利用しているというトランプ大統領の見解は、おそらく正しいと思う。社会的強者と社会的弱者を作り出し、両者を対立させることを煽り、その混乱に乗じて社会を破壊するのが彼らの本当の目的でもある。

 しかし現代は、白人と黒人が結婚して子供をもうけるという時代であり、昔のように身分制を設けて、白人が黒人を一方的に奴隷として扱っているような時代ではない。かつての悪しき時代を強調することによって、白人と黒人との間に対立感を生じさせることが、なぜ黒人差別の撤廃に繋がるのだろうか? 白人と黒人との間に生まれてきた子供達は、そんな姿を見てどう思うのかを考えてみよう。

 とにもかくにも、コロナショックによる社会の混乱に乗じて、暴力革命を起こそうとする「アンティファ」が世界中で暗躍しているのは偶然ではなさそうだ。この思想的ウイルスの蔓延を防ぐためには、逆の思想、つまり、「脱混乱(脱ヒステリー)」という社会を安定化させるワクチンを注入しなければならない。

 政府は、新型コロナウイルスと共に、この思想的ウイルスの蔓延を防ぐことにも注力する必要がある。罷り間違っても、国の経済力を削ぐような誤った政策は打たないように注意しなければならない。
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posted by 自由人 at 16:12 | Comment(0) | 国際問題
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