
■季節外れのインフルエンザと免疫力の関係
まだ9月だというのにインフルエンザの感染者が急激に増加していると報道されている。インフルエンザだけでなく、コロナも同時流行しているとも伝えられている。
この報道の疑問点は次の2点になる。
1、季節外れのインフルエンザがなぜ流行しているのか?
2、インフルエンザとコロナがなぜ同時流行しているのか?
マスコミはこれら2点の原因が分からない、だからワクチンを接種した方がよいという論調になっているが、実際のところは、この2点とも、大凡はねたが上がっている。
まず、「1」の方は、コロナワクチンの複数回接種による免疫力の低下が原因だと思われる。
「若年者のコロナワクチン接種率はそんなに高くないのでは?」という声もあるかもしれないが、1クラスに数人でもコロナワクチン接種者がいると、その生徒がインフルエンザに罹患すれば、免疫力が低下している生徒はもとより、免疫力が正常な生徒であっても感染する可能性が高くなる。本人がコロナワクチンを接種していなくても家族がコロナワクチンを接種している場合、シェディングの影響もあって免疫力が落ちているケースもあるだろうから尚更だ。
■「ドンデン返し医療」に騙されないように
「2」の方は、おそらく流行しているのはインフルエンザだけだと思われる。
「えっ?!」と驚く人がいるかもしれないが、理詰めで考えればそういう結論にならざるを得ない。
周知(?)の通り、PCR検査はインフルエンザでも陽性になる検査(PCR検査キットの注意書きにもそう書かれている)なので、インフルエンザ検査で陽性になった場合は、PCR検査でもコロナ陽性になる場合が多々あると考えられる。
「では、なぜ昨年と一昨年はインフルエンザが流行しなかったのか?」と疑問に思う人がいるかもしれないが、これも周知(?)の通り、日本医師会がインフルエンザの検査を中止するように各病院に通達を出していたから。それだけ。
実際は、昨年も一昨年もインフルエンザ罹患者は大勢いたと思われるが、検査自体を行えなかったので感染者数が数人とか数十人に収まったというだけの話である。では、そのインフルエンザ感染者はどう扱われていたのかというと、コロナ感染者に仕立て上げられていたか、ただの風邪扱いになっていたかのいずれかだろう。インフルエンザも風邪も基本的に寝ていれば治る病気なので、大した問題にはならなかったのだろう。
専門家と名乗る人々は、「ウイルス干渉」だと宣って、「コロナが流行すればインフルエンザが流行らない」と能書きを垂れていたはずだが、なぜ、現在のマスコミの同時流行報道に疑義を呈さないのだろうか? それをしないということは、結局、「ウイルス干渉」もデタラメだったと自ら認めてしまったことになる。
このように、医学の常識というのは嘘だらけなので、専門家の意見というものがコロコロと二転三転する。「ドンデン返し映画」ならぬ「ドンデン返し医療」に騙されないように注意しよう。
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