
■極めて現実的な陰謀論
話題の書籍『人類9割削減計画』(増田悦佐著)を購入して読んでみた。
本書は、経済アナリスト・文明評論家の肩書きを持つ評論家の増田悦佐氏が、陰謀論系の本を書いたということで話題になった本だが、内容的には前著『恐怖バブルをあおる 世界経済はウソばかり! 』の続編に当たる本であり、極めて現実的な陰謀論という感じの本だった。
しかし、「人類9割削減計画」というタイトルは、このご時勢、随分と思い切ったタイトルだ。「ヒカルランド」や「成甲書房」から出版されそうなタイトルだが、本書は「ビジネス社」が出版している。最近のビジネス社は、スピリチュアル系等、幅広く手がけており、骨太出版社というイメージが強くなってきた。
本書の人口削減論は、マルサスの『人口論』や、ローマクラブの『成長の限界』など、経済アナリストならではのお堅い思想をベースにしながらも、世界経済フォーラム(旧ダボス会議)の内実や、ビル・ゲイツとビル・ゲイツの父親とマーガレット・サンガーの関係、キッシンジャーの弟子クラウス・シュワブなども登場し、かなり踏み込んだ内容となっている。
どうやって、人口を9割も削減するのかというと、コロナと地球温暖化による食料危機を利用して、10%程度まで削減すると書かれていた。「30%×30%=9%」という大胆な予測が述べられている。
コロナ(ワクチン)で70%削減し、食料危機で70%削減するという、身も蓋もない予測だが、このまま狂人達の好き勝手にさせていると本当にそうなってしまう危険性は確かに有る。
■「人類9割削減計画」の行方
しかし、個人的には、彼らのグレートリセット計画は大きな被害を出しつつも、途中で頓挫するのではないかと予想している。
2030年までにどれだけの人々が真実に気付くかという時間との戦いでもあるが、徐々に世界中で彼らの陰謀に気付く人々が増える傾向にあり、おそらく、まずは今年(2023年)が1つのターニングポイントになるのではないかと思っている。
日本国内では2022年にコロナワクチンで10万人以上が死亡したと思われるが、2023年は、更に大幅に増える可能性が高い。これがもし50万人とか100万人になってくると、さすがに多くの人々が気付き出すだろうし、いつまでも真実を隠蔽することはできなくなるだろうと思う。
もし本当に「人類9割削減計画」が成功するようなことがあれば、この地球は悪魔(のような人間達)が支配する文字通り、地獄のような環境となり、人間が正しく生きる場としての存在価値を失い、現代文明は崩壊することになるのでないかと予想する。
現代人はそこまで愚かではないことを信じている、否、信じたい。
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