
■3人の有名人(百田尚樹氏・小林よしのり氏・堀江貴文氏)の比較
作家の百田尚樹氏が、コロナワクチンは危険だという立場で、コロナワクチンを勧めていた政治家や専門家達を批判している。舌鋒鋭い百田氏がコロナワクチン否定の論陣を張っているのは頼もしい。
百田氏も小林よしのり氏も、コロナ問題では正論を述べているのだが、なぜかウクライナ問題では、思考があらぬ方向に行ってしまい、非常に残念に感じることがある。
日本の有名人で大衆への影響力の大きい人を3人ピックアップしてみると、
1、作家の百田尚樹氏
2、漫画家の小林よしのり氏
3、実業家の堀江貴文氏(ホリエモン)
この3人の思想的な立場を最近の4つの出来事で比べてみると、
【アメリカ大統領選】
1、○ 2、○ 3、×
【コロナウイルス】
1、○ 2、○ 3、○
【コロナワクチン】
1、○ 2、○ 3、×
【ウクライナ戦争】
1、× 2、× 3、×
こんな感じになるだろうか。○が正しい理解であり、×が間違っていることを意味している。
■「海外の視点」を持つことの重要性
このお三方とも、本来は非常に頭の良い人だと思われるので、意図的に間違っている可能性は否定できないが、表面的には4つとも正しく理解している人はいないという残念な結果となった。
この4つの出来事を正しく理解している人と言えば、世間的には「陰謀論者」と言われている人だけということになる。
なぜ「陰謀論者」と言われる人々が正しく理解できて、「陰謀論者」と言われない人々が正しく理解できないのかと言うと、その答えは、単純に、視点が海外にあるか、国内にあるかの違いだと思う。
コロナ問題にしても視点が国内だけに向いている人は、国内の「医療利権」や「お金儲け」だけに思考が行きがちだが、視点が海外にある人は、「医療利権」や「お金儲け」以外の目的に気付くことができる。
百田氏も小林氏も、コロナ問題については、あくまでも国内の利権問題だという認識を持っているように見受けられる。
ウクライナ問題も、名実ともに海外の問題であり、コロナ問題とも重なっているのだが、国内の視点で見るために、何が起こっているのかということが分からなくなる。
ホリエモンもライブドア事件で逮捕された理由を国内の利権問題だと思っているフシがあるが、おそらくは違う。政治とマスメディアに手を出すことは、海外のあの勢力に喧嘩を売ることに繋がるので逮捕された可能性が高いと思う。
その後、ホリエモンの目的は別に海外勢力に喧嘩を売ることではなかったということが判ったので、再び、マスメディアにカムバックすることができたが、本気で喧嘩を売っていたのだとすれば、カムバックすることもなかっただろう。
自民党から「私の息子です」とまで言われたホリエモンを自民党の誰1人として擁護しなかったことが、ホリエモン逮捕の真相を暗に物語っている。
こういったことは、海外の視点を持った人でないと解らない。「国内の利権」ではなく「海外の利権」に目を向けなければ、この複雑怪奇な世界の出来事の真相は見抜けない。
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