2022年10月27日

海外では当たり前の「人口削減論」


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■ビル・ゲイツの「人口削減論」

 ビル・ゲイツの有名な言葉に以下のようなものがある。

【TED2010での講演】
現在、世界の人口は68億人ですが、90億人程度まで増加します。しかし新たなワクチンやヘルスケア、保健医療、生殖に関する衛生サービスで素晴らしい成果を納めれば、おそらく10%から15%抑制することができるだろう。


 コロナ禍になってから、この発言が俄に注目され、人口削減論を語る上では欠かせないものとなっている。

 ただ、この発言には“前置き”が有るらしい。

 それは、主に発展途上国における問題だが、アフリカ等の国では、衛生環境や貧困の問題で、多産化が問題となっている。日本では、1人の女性が子供を産む人数は、お金に余裕がある裕福な人ほど多いと思われがちだが、それは日本国内の話であって、実際は「貧乏人の子沢山」という言葉もあるように、世界では、お金に余裕の無い人ほど多産の傾向にある。

 そこには、出生率や平均寿命問題が大きく関係している。無事に大人になるまで成長するかどうか分からないような国では、1人でも多く子供を作らなければいけないというメンタリティーが働いてしまう。
 子供を養う経済的な余裕が無いにも拘らず、必要以上に子供を産んでしまうため、貧困問題がより一層深刻になってしまう。

 ゆえに、ワクチンで健康寿命を延ばすことができれば、発展途上国における貧困層の出産メンタリティーが変化して多産問題も解決の方向に向かうというのが、この言葉の真意であるらしい。

■ビル・ゲイツの発言に対する聴衆の拍手の意味

 しかし、「ワクチンが健康寿命を延ばす」という前提はフィクションであり、実際は、全く逆のことが起こってきた。それゆえに、アフリカの人々の多くはワクチンに対する強い猜疑心と恐怖心を抱いている。アフリカでコロナワクチンの接種者数が伸びなかったのは、かつてビル・ゲイツが勧めたポリオワクチン等で、多くのアフリカ人が健康を害したということを知っているからだ。

 医者が家族に抗がん剤を打たせないように、ビル・ゲイツも自分の子供にはワクチンは接種させないと言っている。先頃、コロナワクチンの伝染防止テストを行っていなかったという詐欺が発覚したファイザーの社長も、自分自身はコロナワクチンを打たないと言っていたことは有名だ。

 ビル・ゲイツの上記の発言では、TED会場の聴衆から拍手が起こったとされるが、さすがに公の場で「ワクチンや医療行為で人口削減する」とだけ言って拍手が起こるというのは信じ難い。これでは、「医療で人口削減する」と言っているようなものであり、聞いている会場の面々も悪魔のようなサイコパス人間ばかりだったということになってしまう。(中にはそういう選民思想を持った人もいたと思われるが)

 ビル・ゲイツの発言に対する聴衆の拍手は、あくまでも、ワクチンが奏功すれば、途上国の多産化のシステムが間接的に解消されるという意味での拍手であったわけだ。(まるで現実味の無い話だが)

■世界の権力者達は「人口削減」は正しいと思っている

 しかし、我々が問題とすべきポイントはそこではない。ここで問題として提起すべきは、世界の権力者達は、現在の世界人口を減少させることは良いことだと思っているという点だ。

 世界の権力者の大部分を占める彼らユダヤ人と称する人々は、「世界の人口を減らすべきだ」と言う反面、自らの同胞達には「産めよ増やせよ」を実践している。自分達同胞が増えるのは構わないが、その他の人種は、減らさなければならないという二重基準。

 人口削減論は、日本人がほとんど知らない海外の会議(世界経済フォーラムやビルダーバーグ会議)で、ずっと以前から当然のこととして話されてきたが、そういった現実をほとんどの日本人は全く知らない…と言うよりも、知らされていない。

 マスコミが報道しないことは何も知らないというのが現在の多くの日本人の姿であり、裏を返せば、マスコミが報道することは全て正しいと思い込まされているということを意味している。
 現在の日本人の99%が、マスコミの言うことを鵜呑みにし、政府からの指示待ち人間と化しているという有り様。

 戦後のマスコミは、日本が欧米の植民地であることを国民にバレないようにすることが最大のミッションだった。まず、その事実を認識しない限り、現在の日本が抱える諸問題は何1つ解決に向かわない。

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posted by 自由人 at 19:42 | Comment(0) | 陰謀学