2022年10月01日

日本の総理大臣は「植民地の長」だった


■「総理大臣になるのが夢」と言う夢想家達

 何年か前に、『40歳から「差がつく」生き方』(苫米地英人著)という本を読んだことがある。その本の中で苫米地氏は「会社で出世して喜んでいる人は、奴隷の長になって喜んでいる人と同じ」というようなことを書かれていたので、随分と思い切ったことを言うな…と思ったことがある。
 しかし、今になって考えると、これなどまだソフトな部類の発言であり、本当のことを言ってしまうと、企業どころか、日本の総理大臣こそが奴隷の長だということが解るようになった。

 正確に言うと「奴隷の長」というよりも「植民地の長」と言うべきかもしれないが、大部分の日本国民は、そんな認識は全く持っておらず、総理大臣と言えば、日本における指導者の代表というようなお花畑認識を共有している。

 日本では子供に将来の夢を尋ねると、「総理大臣になるのが夢」と応える子供がいる。
 その言葉の裏には「総理大臣になって日本を良い国にする」というニュアンスが込められているのだろうけれど、これなども、現実を知らない夢想家の発言でしかない。

■東アジアの国々の代わりに欧米の植民地になった日本

 日本は「極東の国」と言われるように、東の最果ての国である。かつての植民地主義時代、欧米の国々は東アジアのほぼ全ての国を植民地にし、その国の人々を奴隷のようにこき使っていた。当時の東アジアの国々の人々は無学文盲であり、自分達が奴隷の立場にあることに疑問すら抱けないほどに無知だった。

 あのまま植民地主義が続いていれば、東アジアの最果ての国である日本も例外なく欧米の植民地になっていたことは間違いない。しかし、運命の悪戯か、その植民地主義に待ったをかけたのが日本だった。
 日本は欧米と戦争するつもりなど全く無かったが、欧米からの不条理な経済制裁で嫌でも戦争しなければならない状態に追い込まれた。しかし、ただ戦争するのではなく、東アジアの植民地を欧米から解放するという大義名分を立てて戦争に突入した。「大東亜戦争」とは、「東アジア解放戦争」を意味していた。

 結果的に、日本は戦争に敗れたものの、東アジアの植民地を欧米から解放するという目的は達成した。これをもって日本は戦争に勝利したという向きもあるが、その代償として、日本は東アジアの国々の代わりに欧米の植民地になってしまった。

■「右の左翼」と「左の左翼」のプロレスごっこ

 しかし、ここで1つ大きな障害があった。これまで奴隷の対象となっていた東アジア諸国は無学文盲の人々だったが、日本は、幸か不幸か、明治の開国により近代国家となっており、ほとんどの日本人は西洋寄りの教養を身に付けていたので、簡単には奴隷にすることができなかった。

 そこで、戦勝国は、日本人を精神的に洗脳する必要があった。彼らの遣いであるGHQの行った洗脳工作は、人類史上稀にみる大規模な洗脳工作だった。無論、彼らは戦争が始まる何年も前から、洗脳プログラムを用意し、万全の体制で日本人の洗脳を行った。

 その甲斐(?)あって、教養のある人々を奴隷のように洗脳するという離れ業を見事に成功させてしまった。これまでのように肉体的な奴隷ではなく、精神的な奴隷を作ったという意味での離れ業だった。

 GHQは、まず、正しい教養を持った保守の人々を排除し、左翼達を右と左に分けて戦わせるというプロレスを政治や言論の世界に持ち込んだ。
 それ以来、与党と野党は、「右の左翼」と「左の左翼」、言論の世界でも「右の左翼」と「左の左翼」という具合に分かれ、本当の支配者層から国民の目を逸らすためのガス抜き要員として、延々とプロレスを見せ続けた。
 そのため、日本人は、本当の敵はプロレスラーではなく、プロレスのプロモーターであることを忘れていった。

 現在でも、「右の左翼」と「左の左翼」のプロレスごっこは健在であり、洗脳された国民は、未だ凝りもせずに、プロレスごっこ観戦に夢中になっている。

 1つ、確実に言えることは、現在の日本では、誰が総理大臣になっても、日本は変わらないということ。これに尽きる。
 日本が欧米の植民地であることに多くの国民が気付き(と言うより思い出し)、政治システムそのものを根本的に変えない限り、いつまで経っても、日本は植民地から解放されないということを知らねばならない。

 将来の夢を尋ねると、「総理大臣になるのが夢」ではなく、「日本を植民地から解放することが夢」と応える子供が出てこなければ日本の未来は無い。



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posted by 自由人 at 09:53 | Comment(0) | 陰謀学