■なぜ、火葬場を増やす必要があるのか?
厚労省が「広域火葬計画の整備」を発表したことで物議を醸している。
厚労省の言い分は「オミクロン株の影響で死亡者が増えているので、全国の火葬場における応援要請を検討するべき」というもの。具体的に言うと、火葬場を増設する必要が有るということになるのだろうか。
この発表に対して、ネット上では批判が噴出している。「なぜ、重篤者が出ないオミクロン株の流行で火葬場の整備(=増設)の話になるのか?」と。
これは至極もっともな批判であり、どう考えても不可解極まりない。
ただ、批判している人の中にも2種類の人がいるようで、少し違った角度から捻れた批判をしている人もいるようだ。
その捻れた批判とは次のようなもの。
「岸田首相は1日に100万本のワクチン接種を行うと言っていたのに、接種が間に合わずに死亡者が増加するということなのか?」
こういうトンチンカンな批判をしている人は、現状が全く理解できていないと思われる。
正当なる批判とは、1日に100万本のワクチン接種が間に合わないのではなく、1日に100万本のワクチン接種によって死亡者が増える可能性が有るのではないか?ということ。
■人口動態統計で判るコロナワクチンの死亡者数
厚労省が発表しているコロナワクチン接種における死亡者数は、現状では1400人台となっている。しかし、1000人を超えた辺りから増加ペースが急に下がったところをみると、各病院に対してなるべく報告を上げないように伝達しているのではないか?という疑いを禁じ得ない。
ワクチン死亡者数が正確にカウントされていないと思われる反面、昨年(2021年)の人口動態統計を見ると、人口減少数は60000人を超えている。これは1月から10月までの数値なので、実際はもっと増えることになる。
逆に一昨年(2020年)は例年より8000人以上死亡者が少なかったことを考えると、ここまで急激に人口が減少するのは明らかに不自然だ。
よく言われているように、6万人というのは東日本大震災時の死亡者数をはるかに超えているが、そんな大災害が起こったという報告はもちろんない。では、死亡者が急増した理由は何かと言うと、循環器系疾患の死亡者が多いことからも、ワクチンの副作用以外には考えられない。
コロナによる死亡者は2年間足しても2万人程度(べらぼうに水増した数値)ということなので、仮にその2万人が全て2021年の死亡者だと考えたとしても、4万人以上は別の理由で死亡していることになる。「コロナ禍を理由とした自殺者が増加している」と言う人もいるようだが、実際はそこまで増えていない(ケタが違う)ので、全く検討外れな意見ということになる。
オミクロン株は弱毒化して死亡者が激減したにも拘らず、救急車の出動数は依然として過去最高で、葬儀場も順番待ちが続いている。それで、火葬場も足りなくなっているので、今回の発表に繋がったと考えるのが妥当なところではないかと思う。
もし本当にコロナワクチンが人口減少の原因を作り出しているのであれば、岸田首相の1日100万本の追加接種は、その現状に拍車をかけることになり、他国(イスラエル等のワクチン先進国)同様、膨大な死亡者が出る可能性がある。厚労省は事前にそのことを察しているので、保険も兼ねて今回の発表となった可能性は極めて高いと疑わざるを得ない。
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