■トランプ大統領の最大の功績
今回から、「コロナ問題」や「社会問題」で収まりきらない話を「陰謀学」という新たなカテゴリーを追加して、書いていきたいと思う。「陰謀論」にすると変な誤解を与える可能性があるので「陰謀学」にした。現状では「タブー」というカテゴリーにした方がよいのかもしれないが、個人的に、今後の新たな学問の中心は「陰謀学」になると思っているので、ちょうど良い頃合いかもしれない。
2年程前から「ディープ・ステート」という言葉が一般的に使用されるようになった。
「ディープ・ステート」について、あまり知らないという人の中には、トランプ大統領が初めに言い出したと述べている人もいるようだが、正確に言うと、エドワード・バーネイズという人物が自らの著書『プロパガンダ』の中で「姿の見えない統治者」として語ったことが始まりと言われており、実際は100年近く前から知られている言葉(存在)でもある。
ちなみに、日本でも戦前は、言葉は違うとはいえ、インテリジェンスに長けた保守系知識人の話題の中心は、このディープ・ステートのことだったと言われている。
馬渕睦夫氏はトランプ大統領の最大の功績の1つは、「ディープ・ステート」の存在を一般大衆に知らしめたことだと述べておられる。
「ディープ・ステート」は、主要な各国政府とマスメディアを掌握していると言われている。先の戦争でアメリカの占領国となった日本も例外ではなく、全てのマスコミは「ディープ・ステート」の命令には逆らえないという状態に置かれているが、多くの国民はそんなことは全く知らずに生きている。
■第二次世界大戦で、日本が戦った相手とは?
先の米大統領選挙のインチキぶりを目の当たりにした世界中の多くの人々は、国家を超えた目に見えない権力機構が実在していることを知った。アメリカの大統領が最大の権力者なのではなく、彼ら(ディープ・ステート)からすれば、大統領などはただの飾りか置き物にしか過ぎないということがハッキリと判る瞬間を目撃してしまった。それは、この数十年間、陰謀論だとされていたものが実は本当だったということが判明した記念すべき歴史的瞬間でもあった。
馬渕睦夫氏は当初、「コロナウイルス騒動はトランプが落選したことで終息する」と述べておられたが、これは少し読みが甘かった。彼らディープ・ステートは、トランプの再選を防ぐためにコロナウイルス騒動を利用したことは間違いないが、本当の目的はその先にあった。
第二次世界大戦は、一般的には日本とアメリカの戦争だったとされているが、これも正確に言うと、日本vsディープステートの戦いでもあった。
当時、特攻隊として死んでいった多くの青年達は、好き好んで命を投げ出したわけではなかった。現在のコロナ禍同様、大本営発表と同調圧力によって、命を散らした青年がほとんどだったと思われるが、一部には、自分達の子孫を護るために軍神のように命を捨てた青年もいたと思う。
当時の青年達は、現代のような平和ぼけした日本人ではなく、ディープ・ステートの存在を知っていた人もいたと思う。彼らは、草葉の陰で現在の日本の状況を見て、どう思っているのだろうか?
かつて日本の将来を憂い、自分達が命を投げ出して戦った敵であるディープ・ステートが仕掛けた新たな見えない戦争に気付かず、踊らされているだけの子孫達の姿を見て、嘆き悲しんでいると思うのは私だけではないと思う。
【参考文献】
『ディープステート』(馬渕睦夫著)
『グローバリズムを超えて自立する日本』(加瀬英明・馬渕睦夫著)
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