■支離滅裂なオミクロン狂騒曲
日本での「オミクロン株」感染者(陽性者)が4人になったそうだが、「オミクロン株」を巡る報道は矛盾だらけであり、支離滅裂な様相を呈している。
そんな中、米国ファイザー社は「オミクロン株には3回目のワクチン接種が有効」と発表した。
2回のワクチン接種を受けた人の多くがオミクロン株に感染しているというのに、なぜ、同じワクチンを3回打つことで有効になるのかサッパリ分からない。一体、いつの間にそんな検査を行ったのかも謎であり、あまりにも不自然と言うしかない。
それが本当であれば、「オミクロン株専用ワクチン」は必要ないのでは?と問いたくもなる。
ファイザー社曰く「接種を3回行うことによって、ウイルスの働きを抑える中和抗体が高まる」とのことだが、生ワクチンでも不活化ワクチンでもないmRNAワクチンに本当にそんな効果が期待できるのだろうか?
mRNAワクチンの効果に期限などというものが本当にあるのであれば、そのことを明確に証明する必要が有ると思われるのだが、そんな話は全く出てこない。そもそも当初は「2回打てば終わる」と言っていたのではなかったのだろうか?
■結論ありきの所信表明
岸田首相は臨時国会における所信表明で以下のように述べたとされる。
>「ワクチンについては、医療従事者の方から3回目の接種を始めました。2回目の接種から8月以降の方々に順次接種することを原則としておりましたが、感染防止に万全を期す観点から、既存ワクチンのオミクロン株への効果等を一定程度見極めた上で、優先度に応じ、追加承認されるモデルナを活用して、8カ月を待たずにできる限り前倒しします。」
なにやら、結論ありきな発言に聞こえるのは気のせいだろうか。
世界中でワクチンの効能が疑われている中、3回目の接種を前倒しするというのはいかがなものかと思える。「既存ワクチンのオミクロン株への効果等を一定程度見極めた上で…」と前置きしているのであれば、本当に既存ワクチンに効果が有ることが確認された上で、判断するべきだと思うのだが、なぜ今の段階で「前倒し」という方針が出てくるのだろうか?
■本末転倒なワクチンパスポート
「ワクチンパスポート」にしても、新しい変異株が出る度に鎖国政策など行っていれば、全く無意味だと言える。ワクチンさえ打っていれば渡航が自由と謳っておきながら、いきなり全ての人間が入国(出国)禁止になるわけだから、ワクチンパスポートは全く意味を為さないことになる。
聞いた話では、今回の鎖国政策によって、海外に出張中の日本人が日本に帰国するためには迂回ルートで数十万円の旅費がかかるらしい。これでは有り難迷惑もいいところだ。
大体、ワクチンを接種していてもコロナ感染が抑えられないことが証明されているのに、ワクチンパスポートなどを実施すれば、コロナ感染が更に広がるだけではないのだろうか? なぜ、こんな本末転倒な政策が各国で罷り通っているのだろうか? そして、なぜ多くの人々は、そんな当たり前の疑問も抱かずに、政府やマスコミの言うことを鵜呑みにしているのだろうか?
こんなデタラメな政策が罷り通るということであれば、「もしかすると新型コロナウイルス自体が存在しない(ただの風邪)のではないか?」と疑う人が大勢出てきてもなんら不思議なことではない。そうでも考えなければ辻褄が合わないことが実際に行われているからだ。
普通の思考力があれば、明らかにおかしなことが起こっていることが分かると思うのだが、なぜ多くの人々は、思考を停止したまま気付こうとしないのだろうか?
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