2021年08月11日

機を見るに敏な「2類」から「5類」へのダウングレード


■周回遅れの指定感染症「ダウングレード」

 厚生労働省が、現在の新型コロナウイルスの指定感染症区分を「2類」から「5類」にダウングレードする可能性が高くなったことで、騒ぎになっているらしい。

 しかし、こんなこと(「2類」から「5類」にせよということ)は、もう1年以上前から多くの識者が述べていたことなので、「今更ですか…」というのが正直なところ。

 医療崩壊(医療ベットが足りなくなること)をあれだけ煽っておきながら、いつまでも「2類」に固定されたままだったのに、さすがにこれ以上放置し続けると本当に医療崩壊しかねないと見るや、ここぞとばかりのダウングレートの検討発表。ある意味では「機を見るに敏」な発表と言うべきだろうか。

 結局、医療崩壊などさせるはずもなく、お上の都合でいつでも感染症指定区分など変更できるということなのだろう。

 「5類」へのダウングレードには大部分の人が賛成の立場だと思われるが、中には反対している人がいることも伝えられている。総合的に見れば、症状的にも被害的にもインフルエンザ以下であることが既に判明しているにも拘らず、何故にそこまで重病扱いに据え置こうと考えるのか甚だ疑問ではあるが、これもマスコミの扇情的な過剰報道が1番の原因だろうか。

 コロナウイルスの危険性をあまりにも針小棒大に報道し続けてきたマスコミの罪は重く、未だに「陽性者」のことを「感染者」だと言ってデマを報道し続けている。こういったデマを多くの無知な人々が信じ込んでしまったことで、どれだけ多くのいらぬ悲劇が生まれたかを考えると如何ともし難いものがある。

 既に遅きに失した感は否めないが、もういい加減に、「2類」から「5類」にダウングレードしてもよい頃合いだと思う。この機を逃す手はない。

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posted by 自由人 at 14:31 | Comment(0) | コロナ問題