2021年07月05日

『新型コロナワクチンの正体』を読んで。


■「ウイルス干渉」における不都合な真実

 少し前にアマゾンで販売中止になり大きな話題となった書籍『新型コロナワクチンの正体』(内海 聡著)を購入し読んでみた。
 アマゾンでは販売中止になり、リアル書店でも置いていなかったので、楽天で購入。現在はアマゾンでも再び購入できるようになっているようだ。

 内海氏の書籍は以前にも何冊か読んだことがある。専門の医療関係の本は信用できると思うが、専門ではない医療以外の本は「?」と思えるような内容の本もあったと記憶している。本書は内海氏の専門分野だけあって、納得のいく内容だった。
 しかし、この程度で発禁処分になるなら、他にも発禁処分にしなければいけない本は山のようにあるのではないかと思うのだが、再び販売されたところをみると、結果的には、非常に良い宣伝効果になったのではないだろうか。

 本書には今まで疑問に感じていた「ウイルス干渉」についての鋭い指摘が書かれていた。

 もし「ウイルス干渉」が本当であるなら、毎年、インフルエンザが流行すれば、風邪も「ウイルス干渉」で無くなるはずであり、コロナウイルスよりも圧倒的に多いインフルエンザウイルスが、なぜ数の少ないコロナウイルスの影響で無くなってしまうのか?という指摘。

 なるほど、言われてみれば、確かにその通りだ。毎年、インフルエンザと風邪は同時に流行っており、どちらかのウイルスが「ウイルス干渉」で減少するというような話は聞いたことがない。
 「ウイルス干渉」というものが、ウイルス同士の戦いのようなものだと考えると、数が多く、伝染率も高いインフルエンザウイルスがコロナウイルスに負ける道理は無い。1対1の戦いであるなら、戦ったウイルス同士が全滅したとしても、数の多い方が残ることになる。

■「コロナワクチン」の不都合な真実

 本書はウイルスやワクチンの基本から書かれており、現実的な例を挙げての解説など、医療本としては比較的平易に書かれているので、中学生や高校生でも理解できる内容となっている。

 サイトカインストームADE(抗体依存性感染増強)コロナワクチン「90%効果」のからくりなど、ワクチン接種にまつわる疑問点をシンプルかつ丁寧に解説されているので、ワクチン接種に迷っている人には参考になるのではないかと思う。無論、本書を読めば「接種しない」方向に傾くだろうけれど。

 内海氏の言うところの「御用学者」を論破する本にもなっているので、大人(玄人)向けの本としても面白く読むことができる。これまでのコロナ問題を整理する上でも役に立つのではないかと思う。

 あまりネタバレになるといけないので、1カ所だけ印象に残った文章をご紹介させていただくと…

>…なぜこれほど煽るのか?
>恐怖で人を縛ればその目的を達成するのは簡単なことであり、これは政治学の基本です。陰謀云々以前に経済の中心、政治の中心、権力の中心にいる者達にとっては絶対必要なことなのです。その目的は超管理主義、超共産主義、人間の肉体的、精神的意味でのロボット化だと推測されます。そのために、もっともらしい理屈で詐欺に誘導しくいくのです。



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posted by 自由人 at 22:05 | Comment(0) | コロナ問題