2021年05月04日

新型コロナウイルスの常識破壊【憲法改正の実現】


■「憲法改正の世論調査」で「賛成」が上回った理由

 74回目の「憲法記念日」ということで各メディアで行われた「憲法改正の世論調査」の結果は以下の通りだった。

 ○読売新聞 賛成56% 反対40%

 ○産経新聞 賛成52% 反対34%

 ○朝日新聞 賛成45% 反対44%

 ○毎日新聞 賛成48% 反対31%

 ○NHK  賛成33% 反対20%


 意外にも全てのメディアの結果が、「賛成」が「反対」を上回ったということで「ついに憲法の改正ができる」と騒ぎになっているようだ。

 この結果については素直に喜びたいとは思う。しかし、おそらく今回の世論調査の結果は、コロナ禍における「緊急事態条項」の改正(追加)が含まれており、「憲法9条」の改正を指しているものだけではないのではないかと思われる。
 政府が国民の意見を無視して強引にでもロックダウンができるような法律が必要だという意味での「賛成」が多分に含まれているのではないかと想像する。

■護憲派のジレンマが「憲法改正」を招く

 「憲法9条」を死守したいと思っている人(護憲派)というのは、基本的にリベラルな社会主義者が多いので、「緊急事態条項」には反対を示す傾向にあるのだが、同時にコロナを極度に恐れてロックダウンを望むような人も多いため、憲法の改正を望む方向に傾いたのではないだろうか。
 表向きには国家権力を否定しつつも、無意識的に国家権力に管理されることを望んでいるという矛盾した思想が顕在化してしまった格好だとも言える。

 護憲派とて、日本国憲法を一言一句変えたくないというわけではなく、「憲法9条」に無関係な部分については変えても構わないという本音が現れたのが、今回の世論調査の結果なのかもしれない。

 しかし、少しでも憲法を変えてしまうと、その勢いに乗って「憲法9条も変更してもいいのではないか」という世論が巻き起こるのを恐れていることも間違いのないところだろうと思う。

 今回のコロナ禍は、皮肉なことに憲法改正の先鞭を着ける切っ掛けになるかもしれない。コロナ禍に対する恐怖感が護憲派の心情にジレンマを生じさせたことで、これまで微動だにしなかった日本国憲法という化石化した聖典に風穴が空くことになるかもしれない。

 この好機を逃さずに憲法改正が実現することを期待したいところだが、保守派の中には「緊急事態条項」の新設は必要無いと思う人も多いと思われる(私もその1人)ので、保守派にとってもジレンマになるかもしれない。



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posted by 自由人 at 07:14 | Comment(0) | 社会問題
2021年05月03日

「屋外でマスクを付けていても感染した」というのは本当か?


■空気感染なら「屋外」も「屋内」も無関係
 
 西村経済再生担当相は記者会見の場で以下のように述べたとされる。

 「屋外でマスクを付けていても感染が確認される事例の報告が相次いでいる

 この言葉の中には、これまでは屋内の感染が主流で、屋外は比較的安全だったというニュアンスが込められており、これまで以上に自宅に留まるようにとの注意喚起になっている。

 この意見は、変異ウイルスに対しての見解ということだが、「相次いでいる」というぐらいだから、これまで飛沫感染だったコロナが変異株になったことで空気感染に変わったということなのだろうか?

 インフルエンザでも毎年、型が変異するが、感染ルートまで変わるわけではない。はたして、同じウイルスで、飛沫感染が空気感染に変わるとか、空気感染が飛沫感染に変わるような変異があるものだろうか?

 しかし、「屋外でマスクを付けていても感染した」と言う人がいたとしても、それをどうやって証明するのだろうか?

 例えば、午前中に自宅内で家族と過ごしていた人が、午後からマスクを付けて外出した場合、後日、感染が判明したとしても、それが屋内で感染したのか、屋外で感染したのかは分からないはずだ。その感染した人物が毎日、誰とも会わずに屋外で過ごしているなら話は別だが、そんな人はいないだろう。

 「独り暮らしの人であれば、外出してマスクをしていたにも拘らず感染したということは有り得るのでは?」と言う人がいるかもしれないが、空気感染ということなら、そういうロジックも成り立たない。空気感染なら、屋外も屋内も無関係だからだ。

■外出よりも危険な「ステイホーム」

 そういう意味では、西村氏のこの発言は2重の意味で無理がある。

 マスクを付けていたからといって、飛沫感染が完全に防げるわけではないし、空気感染するというのなら、それはマスクを付けていない屋内で感染した可能性も否定できないということになる。

 屋外であろうと屋内であろうと、マスクを付けていようとマスクを付けていなかろうと感染するのであれば、どんな報告も感染ルートを示す絶対的な指標にはならない。
 「屋外でマスクを付けていても感染した」というのは単なる憶測に過ぎず、それが正しいと明確に断言できるような人はおらず、現段階では誰にも証明できないはずだ。

 しかし、本当に、変異ウイルスが空気感染でマスクも役に立たないのであれば、屋内と屋外を分ける意味も薄れてしまい、現在の業種を絞った緊急事態宣言もほとんど無意味(分別する意味が無いという意味)ということになってしまう。

 ウイルスの少ないはずの屋外でマスクをしても無駄ということなら、人が密集していない屋外よりも人のいる屋内の方が圧倒的に感染リスクが高くなるということなので、仮にマスクを付けて自宅に籠ったとしてもウイルスとの接触は避けられないということになる。

 西村氏の発言が正しいと仮定すれば、皮肉なことに、外出するよりもステイホームの方が危険(これは以前から言われていた)ということになってしまう。

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posted by 自由人 at 07:14 | Comment(0) | コロナ問題
2021年05月02日

コロナの海で溺れる者はワクチンをも掴む


■「溺れる者は藁をも掴む」が意味するところ

 「溺れる者は藁をも掴む」という有名なことわざがある。言わずと知れたことで、その意味するところは、「人は困窮して万策尽きた時に全く頼りにならない物にまで必死に縋ろうとする」。

 現在は、まさにこのことわざを地でいく事態が我々の目の前で展開している。溺れてもいないのに、コロナの海で溺れているかに見える人が大勢おり、「ワクチン」「ワクチン」と言って、藁をも掴もうと必死になっている。

 「溺れる者は藁をも掴む」というのは、結果的にその人物は助からずに溺れてしまうことを意味している。溺れている人物が助かるためには、自らが掴もうとしている物が「大木」であるのか、それとも「小枝」であるのか、あるいは文字通り「藁」であるのかを正しく見極めなければならないということを暗に教えている。

■コロナワクチンは、「大木」 or 「小枝」 or 「藁」 ?

 では、現在、出回っているコロナワクチンは、大木・小枝・藁のどれに該当するのか? そこを正しく見極めなければいけない。

 コロナワクチンを今すぐにでも打って欲しいと願う人達の目には、おそらくコロナワクチンがコロナの海で溺れている自らを絶対的に救ってくれる「大木」に映っているのだろうと思う。
 なるほど、確かに溺れている者が目の前に大木を見つけたなら、必ず助かるだろうと思い、必死になってしがみついてしまうだろう。

 しかし、この「大木」と見えし物は、ある人には「小枝」に見えたり、またある人には「藁」に見えたりしている。その認識の違いはどこにあるのかというと、どれだけ冷静になって目の前に存在している物の正体を知ろうとしているかの違いだと言える。あるいは、溺れる前にどれだけの前提知識を能動的に吸収していたかの違いだとも言える。

■「溺れない者は藁に縋らず自力で泳ぐ」

 別にコロナの海で溺れているつもりのない私の目には、ワクチンは、せいぜい「小枝」か「藁」、もっと悪く言えば「蛇」にしか映らない。「小枝」や「藁」に掴まるぐらいなら自力で岸まで泳いだ方が良いと思っている。特効薬なら「大木」と判断して掴まるかもしれないが、残念ながら、ワクチンが「大木」だとは思えない。

 これは噓偽りのない正直な気持ちでもある。「小枝」か「藁」、どちらに掴まっても、あまり意味が有るとは思えないので、全く眼中に入らない。

 しかしながら、「ワクチンを打て」と言うつもりもないし、「ワクチンを打つな」と言うつもりもない。どちらにしても命に関わるような選択は、結局のところ最終的には、自分自身で判断するしかないということは苦い経験上、理解している。

 どちらを選択するのも個人の自由だが、その判断の末に、どのような結果が生じたとしても、それは自己責任として受け入れるしかない。



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posted by 自由人 at 09:16 | Comment(0) | コロナ問題