2020年05月05日

「緊急事態宣言」の延期でも解除でも批判する野党


■野党は「緊急事態宣言」の立ち位置を明確にするべき

 政府は「緊急事態宣言」の解除を5月31日まで延期することを決定した。
 案の定、予想通りの結果だが、5月14日に解除を検討するという保険的な含みも持たせており、政治的には無難な線に落ち着かせたと言ったところだろうか。
 「無難」というのはあくまでも政治的に無難という意味であり、民間的にはかなり難儀なことになってきたなというのが正直なところだと思う。本当に1日の感染者数が100人を下回らなければ延々と延期する可能性もある。

 政府がこういうあやふやな対応を余儀無くされるのは、どういう選択をしても反アベ野党(以下、野党)が批判してくるので、そういった批判をかわすためだとも言える。

 野党は、「緊急事態宣言」を延期すれば、「経済が悪くなる」と言い、「緊急事態宣言」を解除すれば、「感染者が増える」と言う。しかし、自分達はどちらを選択するのかを表明しない。

 野党は「緊急事態宣言」を延期しようが解除しようが、与党を批判することが自己目的化しているので、自分達は「緊急事態宣言」をどうするべきかをハッキリと断言しない。

■玉虫色の意見しか言わないアンフェアな野党

 野党は延期に賛成なのか、解除に賛成なのか、自らの立ち位置を明確にするべきであり、自分達の姿勢と政府の判断が合致しない場合にのみ政府批判をするべきである。立ち位置を断言してしまうと政府を否定できなくなってしまうので玉虫色の意見しか言わないというのではフェアではない。自分の考えを示さずに相手を批判するだけでは卑怯者の誹りを免れない。

 多くの言論人は、「緊急事態宣言」について延長するべきか、それとも解除するべきか、自分自身の考えを表明した上で政府批判を行っているが、野党の政治家は自分自身の考えを明確化せずに、批判のための批判を行っているようにしか見えない。そういう責任もリスクも背負わない姿勢が見透かされて、多くの人から信用されず支持率も上がらないという悪循環を招いている。

 国難にある時でさえ、与党批判やアベ批判をすることが第一義となっているため、まともな有権者からは、「彼らは国や国民のことを何も考えていないのではないか?」と訝られることになってしまう。

 世間には「緊急事態宣言」の延期を望む人もいれば、解除を望む人もいる。政府は、そのどちらの意見にも耳を傾ける必要があることは言うまでもない。しかし、その結果、政府の出したどちらの意見にも批判するのが野党であるなら、結局、その姿勢は「有権者の意見など聞く耳を持たない」と言っているのと同じことになってしまう。

 多くの国民が本当に困っている、こういう時ぐらい、党派を超えて真摯に協力できないものなのだろうか?
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posted by 自由人 at 07:59 | Comment(0) | 政治