2020年05月03日

海外ドラマ『チェルノブイリ』で新型コロナウイルス問題を考える


■チェルノブイリ原発事故と新型コロナウイルス

 3月20日にブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領の息子エドゥアルド・ボルソナロ氏が、新型コロナウイルス問題で以下のように中国を批判した。

 「中国の対応は、1986年のチェルノブイリ原発事故の際にソ連の独裁政権が行ったことと同じようなものだ

 そのチェルノブイリ原発事故の隠蔽がどういうものだったのかを知るために、先日、チェルノブイリ原発事故を描いた海外ドラマ『チェルノブイリ』を観てみた。

 本作は昨年に放送されたアメリカのテレビドラマ。全5話(5時間30分)をかけてチェルノブイリ原発事故の実態を克明に描いたドラマであり、エミー賞を10部門受賞した話題作だ。

 このドラマを観ると純粋な反原発論者達は、あまりの衝撃に卒倒してしまうかもしれない。同時に、日本の原発事故とは似ても似つかない事故だったことが解ると思う。

 このドラマを観ると、チェルノブイリ原発事故は人災であったということが分かる。
 詳細はネタバレになるので控えるが、その人災は「」から生まれたものであり、社会主義国家の権威やプライドを守るために真実を隠蔽し続けたことが事故の本当の原因だったことが分かる。最終話「真実」の告発シーン(嘘の代償)がなかなか感動的だった。

 このドラマにも登場するソ連のゴルバチョフ書記長は、かつて次のように語ったことがある。

 「チェルノブイリの事故こそが、ソ連崩壊の真の原因かもしれない

 このドラマを観て、ブラジルのエドゥアルド・ボルソナロ氏が語気を強めて中国を批判した意味がよく解った。

 新型コロナウイルス問題をより深く理解するためにも、このゴールデンウイークに是非、多くの人に観ていただきたいと思う。


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posted by 自由人 at 11:58 | Comment(0) | 社会問題